え〜変な時間に目が冷めたので漫画の話。
『AIの遺電子』って漫画知ってる?
人間、ヒューマノイド、ロボットが当たり前のように存在する近未来を舞台に、ヒューマノイドを治療する人間の医者を主人公として、
人間とヒューマノイド双方の考え方の違いによって起きる問題を戦争、テロ、殺人事件、陰謀、暴力、憎悪ではなく、「愛」、「友情」をベースに描くオムニバスストーリーな作品。
これが結構手塚治虫みたいなSF作品で、
【実現しそうなみらいな話がちょくちょく出てくるのです。】
んで今回面白かったのが4巻の話。
働かなくてもいい社会の話
VRの話
整形の話
心の整形の話
賢者ボタンの話
《働かなくてもよい社会の話》
これは未来にはそうゆう特区があって仕組みとしては【中国の信用ポイントとベーシックインカムを複合させたシステム】
其処では貨幣の概念は無く、
其処に行く為には全財産を没収されてしまう。
その代わりに日常生活にお金は必要なく全ての衣服はタダで手に入る。
但し全てがタダではなく旅行やレジャーといった嗜好品やサービスは労働する事で変わる貢献ポイントが必要なの為、働かないといけない。
但しその為の労働は【各人の好きな事や得意な事をワークシェア、或いは教える講師の労働となる】
裁縫が得意な物は苦手な物の裁縫を代わりにやったり裁縫を教えたり、
書道が得意であれば代筆や講師の仕事、
料理なら料理屋や料理教室等
自分が得意な事や楽しいと思う事以外をやる必要がないっていう特区の話。
滅茶苦茶理想的で俺が思い描いているユートピアに近いなぁって思って読んでた。
《VR話》
未来ではVR脳内に直接プログラムをインストールする事で他人には見えないフォログラムをゴーグルなしで観る事が出来る。
当然実体は無いので第三者にはゲームのキャラクターの姿は見えない。
VRゲームで所謂ギャルゲーみたいな仮想恋愛シュミレーションゲームがあって、
そのゲームを始めると実体が無い恋人と生活する事が出来るっていう話。
これは多分出来たら絶対誰も生身の人間と恋愛する事が無くなる悪魔のゲームだと思った。
既存のギャルゲーだってハマって帰ってこれなくなっちゃう人いるのに、
よりそれがリアルになったら無理だろって話。
しかもこのゲームがやばいのが【見た目を変更出来る事】
だから恋人は【見た目2次元じゃなくて3次元にできるのよ】
例えば見た目はまんま福山雅治とか木村拓哉とか佐々木希でデート出来るわけ。
《心の整形》
21世紀は感情の回路が解明されて【体だけでなく心も整形できるようになる】
此処に出てくる主人公は貧乏なDQNなんだけど、
金持ちを見返す度に心の整形をする。
それで真人間に強制していく話
《賢者ボタン》
賢者ボタンっていうは押すと射精直後の心理状態になれるボタンで、
彼女の事を愛しているのに性欲に勝てず浮気ばっかりしている男の話。
これも最近提唱している【射精しないと男は恋愛できない論と同じ事】
性本能によって自分の自覚とは別にただただ射精したい欲求に振り回されてしまう為、
好きでも無い女と付き合ったり、
好きな女でも他のいい体の女を摘み食いしたりという事が男は本能としてある。
俺はこれを回避する為に【手コキを推奨している】のだけど、
未来は手コキしなくてもボタン一つでこの悩みが解消出来る画期的な世界のようだ
ログインしてコメントを確認・投稿する