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2018年08月17日09:49

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「首のない影」岡山県の民話

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正月14日、15日の小正月門松には、昔、青年がコトコトという行事をしていたのじゃ。

変装した青年が、5、6人で家々を回り、縁側をたたき、コトコトるんるんいわせる。

ホームの人が、縁側に、餅やみかんみかん、お金有料などを出す。

青年が、それを受け取り、わらで作った馬ウマを置いて帰る。

ホームの人に見つかると、水あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)をかけられるので用心して行った。


なまはげ「おい、太郎、お前の影人影はどうしたんなら?首(頭)がないぞ!」と、声を上げた。太郎が影を見ると、体はあっても首がない。

天狗「こりゃあ不思議だ。なんでじゃろ?」コトコトが終わって、太郎は家に帰ってきた。


男性「お父さん、不思議なことがあったで」
おじいさん「なにがあったんなら?」


男性「わしの影に首がなかったんじゃ」
おじいさん「なにexclamation首がなかったって。そりゃ大変じゃ。小正月門松の15夜の影に首がなかったら、その年のうちに死ぬと言われとる。どうかせんといけんがなexclamation


男性「わしゃ、死にとうないexclamationどうしたらいきられるんなら?」
おじいさん「ほんなら、明日にでも神様に参って、拝んでもらおう」




続くモンミるんるん







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