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2018年08月16日01:01

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コロコロコミック

 ただいま引っ越しの整理中で、いろいろ懐かしいものが発掘されて、そのたびに手が止まって困る。

 今日は押し入れから小学生の頃に買っていた月刊コロコロコミック(小学館)が4冊出てきた。
さすがに創刊号からではないが、ドラえもんブームの直撃世代であったので、それに近い号から買っていた。電話帳ぐらいの分厚さで330円っていうのが当時の小学生には画期的で、たまらなかった。おそらく毎月買っていたと思われるが、今では残っているのはこの1981年刊の4冊だけ。全部捨てるのが惜しくなって、適当に残していたのだと思われる。

 しかしその4冊ももうボロボロで…。経年劣化もヒドいが、何せ当時の小学生の扱いなので、ページは破れているわ、コマは切り抜いてるわ、落書はしているわ…ちゃんと綺麗な状態で保存していたら、37年前の雑誌なのでそれなりに価値が出ていたのかもしれないが、これでは売りに出すこともできず。なので残念ながら、この引っ越しを契機にサヨナラすることにしました。

 その前に…と、「引っ越しアルアル」のネタではないが、作業の手を止めてしばし読み返してみる。いや〜、漫画はもちろん、広告のページまで当時の空気が真空パックのように封じ込められていてなんとも懐かしい。こうなるとせっかくなので、1冊だけ部分的にスキャンしてネットに画像を挙げてみることにした。

■まず表紙。1981年7月号(NO.39)
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■夏公開の劇場用アニメに関連して「21エモン」の特集(ちなみに併映は「ドラえもん ぼく、桃太郎のなんなのさ」だった)
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あ〜、このキャラのいい意味でラフな絵はまぎれもない芝山努タッチ。右ページ下にはまだ分裂する前の、AとかFとか付いていない無印の藤子不二雄両先生が一緒に写っている。泣けるぜ。

 ドラえもん、怪物くん、オバQ、パーマン…は当然載っているけどあえてスルー。藤子先生以外の当時載っていたマンガを個人的な選別で紹介(整理に戻らないといかんので、ゆっくりしてられないのデス、笑)。

■ゲームセンターあらし(すがやみつる)
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この時点で藤子作品の次に人気があったと思われる。「TV放送中!」とかいう文字がないところを見るとこの時点ではTVアニメはまだなってないようだな。でも二色刷りカラーで、しかもこの回は前編・後編とわざわざ同じ雑誌の中で分かれているという「特別立体編集」!。ん、「立体」?
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あらしの出っ歯が抜けた! というところで後編(後ろの方のページ)に続くんやね(笑)。後半の展開は出っ歯なしでは真空ハリケーン撃ちも、水魚のポーズもバランスを崩してできない(どんな出っ歯やねん?)という絶体絶命のピンチ。ちなみに決勝戦は懐かしやラリーXでした。

■とどろけ!一番(のむらしんぼ)
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あらしがTVゲームで勝負して全てを解決するなら、一番はテストで勝負して全てを解決するという…受験戦争時代ならではのマンガであった。毎回カンニングする奴とか、エリート選民思想を持った悪の受験戦士たちに対して、あくまで正義の受験戦士である一番は四菱ハイユニという特殊な鉛筆を使い、答案二枚返しとかいった技で戦いを挑んでいく(書いててもわけわからんな)。アオリも「おまえらに日本を支配させるか!」とスケールが大きいなあ。でも今回の敵の絵面を見たらわかる(画像右)が、もう大爆笑の大笑いもんなんですワ、これが。あ、毎回こんな感じね。今一度、読み返してみたいマンガではある。

 おっと、感慨にふけっている場合ではない。あとは大急ぎの駆け足で。

■名たんていカゲマン(山根あおおに)/ザ・ゴリラ(坂丘のぼる)
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■ゴリポン君(キドタモツ)/タムイ・シンマ(はちのやすひこ)
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「タムイ・シンマ」はほとんど知られてないけど、なぜか好きだったなあ。タイムマシンを発明した博士が、未来から進化した自分の子孫と、過去から原始時代の自分のご先祖を現代に連れてきて大騒ぎ、という話。当時は「Dr.スランプ」の影響を受けて山ほどそのエピゴーネンが現れたが、これもその一つで、絵柄などモロ鳥山を意識している。人気がなかったのか単行本化もされず短命で終わったと記憶している。

他にも「釣りバカ大将」(桜多吾作)、「あさりちゃん」(室山まゆみ)、「ロボッ太くん」(とりいかずよし)、「おじゃまユーレイくん」(よしかわ進)、「アカンベー」(方倉陽二)…などいろいろ載っているけどキリがないので割愛。ファンの人がいたらゴメン。

またヒマができたら広告の画像もとりあげます。ではでは。
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