とろけるチーズが好き

《睡眠過多…》

不眠症が和らいでいるようで、毎日の睡眠時間が3時間を越えるようになってきた。
それでもまだまだ少ない方だが、徐々に戻りつつある事が個人的に喜ばしい。

でも、疲れはまだ抜けきれないようで、休日はほとんど寝て起きてを繰り返している。
まとまった時間がなかなかできないのは痛いが、別にする事が無いのでどうでもいいといえば、どうでもいい。…じゃあ書くな。みたいな。

個人的事情だろうが、睡眠不足は俺にとってあまり重要な問題ではない。
起きるのは辛いが、起きてしまえばあとは普通に行動できるからだ。せいぜい起床直後の30分くらいだろう。目が痛かったりふらついたりの症状が出るのは。

反対に眠り過ぎは大変だ。主に頭痛が激しく、ガンガンゴンゴングワングワンする。視界が歪み、思考が働かず、頭痛逃れに二度寝三度寝に発展し、結果的に20時間近く寝てしまう事もある。
もちろん、起きる度の頭痛は健在だ。でも、終いには眠る事も出来なくなってしまい、仕方なしに起き上がる。

頭痛の影響か眩暈の影響かは分からないが、真っすぐ歩けなく、あっちこっちをぶつけて進む。足の小指が何かの角に迫った時は自分でも気付けない最上のピンチ到来だ。
数秒後の自分がうずくまっているか、素通りして難を逃れているのかは神のみぞ知る内容であり、災難に見舞われない限り、俺が危機の到来に気付く事は無い。眠気眼の散漫した意識で歩き出すからそうなる可能性がある訳だが、治るものでもないし、生理現象の発生を踏まえれば尚更だろうと思う。

まあ、睡眠時間の短さも問題だが、俺にとっては長過ぎる睡眠時間の方が、どちらかと言えば問題が大きそうだ。…とりあえず今現在は、パソコン画面はわかるがキーボードの文字がぼんやりして見えてしまう事が個人的にイライラする。


《ピザ好き》

ピザが好きだ。…と言うよりは、とろけるチーズが大好きだ。
そんな理由から、どう頑張ってもチーズを外せないピザは大好きな部類に入り込む訳だが、『ピザが好き』なのであって、その上の具材には一切のこだわりが無かったりする。
強いてはシーフード系がいいかな？　なんて思うが、やっぱり気にならない。チーズがあればそれでいい。

…で、話題に上る以前から常々考えていたのが、その値段。
とにかく高い。高過ぎる。ぼったくりとか、そんな金額じゃない。なんなの、ピザーラの値段設定？　安いと思っていたピザハットも、気付けば値段上昇しているし…。

そもそもピザって、日本で言うなら『お茶漬け』とか『卵ご飯』みたいな、時間が無い時に手軽に食べられると同時に安価な有り合わせの食事だった筈だ。
生地の上にチーズを撒き、有り合わせの食材をジャーっと散らして焼くだけ。…みたいな。
『マルゲリータ』は確か貧民層を指した『多忙主婦』と言う意味だったと思う。焼いている間に身の回りの支度を済ませ、出来上がりと同時に手づかみでパクリ。…で、職場へＧＯ！　みたいな。
そんなものが簡単に数千円…しかも、俺個人的には1枚じゃ物足りなくて…。

どんな外国人も日本のピザに関しては値段に驚くらしいね。本場の人に言わせれば『値段に見合わない質と量、そしてサービス』だとか。色々と不満はあるらしい。

…で、それでも高いが納得の範疇としては、サイゼリヤのピザシリーズだとか。
あんな値段のあんな量が、手頃なピザらしい。

確かに手頃かもね。チーズも美味しい。ごちゃごちゃアレコレ載せていないだけあって、純粋な味わいがあると思えて食べてて楽しいね。

ちなみに最近、個人的にはまっているのが、スーパーなんかに売っている冷蔵のピザ。
売り出し中なのか、いつでも半額の印象が強い商品だけど、レンジアップして食べるにしては結構いける。
本当はオーブントースターで焼くタイプなんだけど、一回じゃ入り切らなくて、切ったりなんだり面倒だから、毎回、更に移してレンジにぽい。
サクサク感は無いけど、チーズが大量に載っているナンだと思えば、これはこれで美味しい。手でちぎって食べるスタイルも嫌いじゃないな。


《ＵＦＯキャッチャーの景品》

すき屋時代に獲得したＭＰ３と言うモノがある。ＭＰ３の意味がさっぱりわからんが、ＵＳＢポートを通してメモリースティックやＳＤカードの音楽データーをラジオシステムのチャンネルを合わせる事で、スピーカーからその音質を流す事が出来る、100円にしては優れものの存在だ。

そんなＭＰ３さんが、今回、7度目の故障を起こし、修理しようとしたわけだが、長年の車内生活でプラスチックが劣化していたらしく、触れるだけでポキポキと壊れてしまい、あっという間に原形を失ってしまった。

とはいえ、ＵＳＢポートや周辺の基板に損傷は無く、いつも通り配線を繋ぎ合わせれば修復完了な訳だが、形を失ったモノの修理とは難しいもので、結線を施してもその後の形づくりが何とも頭脳をかき回してくれる。
当然、壊れたプラスチックの予備なんかある訳も無く、代用品が必要となる訳だが、何を持って代用して良いのかがさっぱり。
ちなみに使えそうな手持ちの修復アイテムはハサミとビニールテープのみ。どうしたものか？

うーんと悩んだ20秒。視野にペットボトルが…。これでいいや。
中身のコーヒーを一気飲みし、水で洗い、ハサミでチョキチョキ。
45度、45度で二回曲がって90度を形成するボトルの部分を利用し、骨格代わりにしてみたり。うまくいきますように、と、願いを込めながら。

そんで出来上がったビニールテープでぐるぐる巻きにされた復活版ＭＰ３（7回目復活）。一応の応急処置でしかない修理だが、今度は本格的に形を作ってやらなければ次がなさそうだ。

ちなみにこのＭＰ３とかいうシステム、売ってないものかねぇ？　以前、電気屋とか自動車関連の店を見て回ったけど、それらしいものが無かったんだよね。


《あとがき1》

睡眠でもなんでも『適度』が一番いいのかもね。その適度が未だ理解できない俺の体がある訳で、お陰で『う〜ん！　気持ちいい朝だ！』という日に巡り合った事がまだ一度も無い。『朝の余裕』なんていうものは俺にとって夢物語で、いつでも通勤は死と隣り合わせの毎日だ（起きて3分後には運転開始）。
故に、死にかけた経験も多数だ。生きているのが不思議に感じた経験も4回ほど…。


《あとがき2》

日本の物価は高いとよく言われてきたが、今はそれに足して収入が圧迫を受けている。
値段が上昇し、手持ちが下降…。生活なんて出来やしない。
『自分の夢を自分で叶える』で有名だった佐川急便のありふれたフレーズさえも、いつの間にか聞かなくなっていたな。

ピザは高い。でも、それ以前に手持ちが心もとないのが一番の理由だろう。
その理由は税金か。
ちょっと前の税金総額なんて、総支給の一割くらいだったし、賞与も保険費用のみの引き落としだけだったのになぁ。
みんなが見事にお偉いさんから苦しみを分け与えられている訳だ。事件が減る訳ない。


《あとがき3》

ＵＦＯキャッチャーの景品は時に値段以上過ぎる価値観を生む。
とりわけ今回紹介したＭＰ３さんの存在は、カーステレオが壊れて久しい俺には心強い味方であり、決して切りたくない存在なのだ。

下手にこだわったステレオなんかよりも、ローカル故に使い易く、手間取らない。音楽が聴きたいという俺の思いを完全に果たしてくれるし、言い換えれば他の機能なんてものは全てゴミなのだ。

そういった考えでＭＰ３を見ると、これほどの完成度を示した存在はそうそうに無いだろう。

何でもブランド力に心奪われる日本人。
機能性に心奪われる日本人。
値段に心奪われる日本人。

でも、その全ては使いこなせなければビタ一文の価値にも満たない。
ならば、万能でなく単能であっても、唯一の機能を思いのままに利用できるのであれば、それは価値以上の能力を発揮してくれると俺は思う。
とりわけ偶然に獲得した100円音楽システム？　俺の中では少なくとも5万以上の価値観はあるなぁ。

ＵＦＯキャッチャー景品でお世話になっているものはそれだけではない。
ハローキティのフライパンも同様の年数を経過しており、未だ現役。あの小ささがちょっとした料理に向き、一人前のラーメンなんか作る時にも丁度良い。
使用頻度は毎日ではないが、1日に5回以上登場する事もあるため、平均化すれば1日2回はカタイだろう。キティーが黒コゲになっているのは可哀想な限りだが…。

ちなみにこちらは予備あり。取れそうなモノを取れる時に取る。これ、ＵＦＯキャッチャーに手を出す際の俺の考え。
『ハローキティーのお寿司セット』と言うものは8セットあったっけ。湯のみと小皿の幾つかが地震で壊れたが…。