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2018年08月05日18:38

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貸本屋さん

こないだ古本屋さんの時、ミク友さんに言われて思い出しました.

小学校6年の時に三田から引っ越した私は、今まで見たことがない店を発見したんです。
貸本屋さん。
「貸本屋」と言っても、一般の本はなく、マンガしかなかったですけどね。
オバサンが1人で座ってる店でした。

『のらくろ二等卒』『冒険ダン吉』とか、家にあったマンガは読みましたよ。誰が買ったんだろう? お祖父ちゃん? 伯父さん?
『鉄腕アトム』とか忍者物も、買ってもらって読んでたな。

小学校に上がる時、これから勉強もあるのだからって、今まで『少年サンデー』と『少年マガジン』の2冊を買ってもらってたのを、1冊にされてしまいました…。
それで、泣く泣く『少年サンデー』にしたんですよね。
だから、『少年マガジン』に載ってたマンガに関しては、知らなかったわけで。

もちろん貸本屋では『マガジン』以外のものも読みました。
手塚治虫、水木しげる、赤塚不二夫、石森章太郎、藤子不二雄、楳図かずお、桑田次郎、川崎のぼる、白土三平、横山光輝、石川球太、永井豪、さいとうたかお、山上たつひこ、永島慎二、つのだじろう、ジョージ秋山、松本零士、バロン吉元、芳谷圭児、上村一夫、池上遼一などなど、たくさん読んだなぁ…。

貸本屋でついに“少年”がつくものはほとんど読んでしまい、年齢も上がったので、『ガロ』とか『COM』なんかに載ってるものも読みました。
別に青年向けだからって、フツーに読んでましたね。

高校に行くようになって、音楽の方にシフトしてしまった私は、だんだんマンガにお金がかけられなくなって、貸本屋も行かなくなってしまいました。

今はもちろんなくなってしまったけど、自分で買うことのない作品を読めたっていうのは、とても大きいコトです。
当時の私は、マンガの評論家っていうのがもしあったら(いや、今はありますけど)やりたいと思うほど、マンガのない日はないっていう生活だったのでした。
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