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2018年08月01日01:59

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本当の睡魔/カンタータ147

《回避成功…かな?》

無給休憩の説明を昨日、若しくは今日に執り行うとメールにて告げてきた上司は、昨日、今日とも姿を現さなかった。

回避成功ですか???

明日も出てこなかったらほぼ確定的。まだ油断は出来ないが、昨日、ミクシィ日記を書きつつ一生懸命、それは一生懸命に案を練った甲斐があったというもんだ。

ちなみに最終的に思いついた残業圧縮案は全部で17種。…前後。既に4つは忘れた。
その中で、文字だけで表現できそうな内容5つを提示。本当は7つを記したかったが、起床までの睡眠時間が2時間を切ったので断念。

その中でも2つは我ながら現実的で、その気になれば明日からも実行可能だ。説明を促されてもスラリと答えられる内容で、無関係者を招いての架空実施も可能だ。

コストは当然ゼロ。当たり前のゼロ。信頼のゼロ。
安全性を前面に押し出した内容で無言の教育にも使える。ずさんを誇る現場だからこそ実現可能な話だ。

問題は古株連中がどう反応し、どう動いてくれるかだが、こちらに関しては別問題もあって本社も8月から本格的に動き出すため、考えると随分とややこしくなる。

反対された場合は既に第四案まで練っており、最終的には法律に乗り出す事で鎮圧予定。

何もあのコの件やパワハラだけが会社の問題じゃない。目の前過ぎて気付かない問題こそが最も重要な課題だ。

一番理想は問題3人が揃って居なくなる事だけどね。
なお、総責任は上司との対談で降格も構わないと発言したとか。この発言に関しては実現に向けて方向性を検討中。願いなら叶えてあげなければ。上司にどう助言するかが問題だ。

話を戻し、残業圧縮案に関しての追加提示は早い段階で分かり易い図とグラフを制作し、昨日の提案に併用する方向で理解し易い強化を図る。そんでついでに有給休暇も強制使用させる仕組み。やがては強制使用ではなく自由使用だ。既に2人ほど作戦に混ぜてあったりする。
それぞれが単発的に合計3回の有給を使用し、周囲の不満を待つ。

不満が漏れた所で俺が提言。
個人の特権を利用する事に対し、どうして他人が怒るのか? と。

勘違いは修正してあげるに限る。そうして味方に引き込めればこちらの勝ち。
どんどん仲間を増やしましょう。
全員が味方になりましょう。
それで一つに向かいましょう。
がんばるみんなでハッピーになりましょう。

過去の会社の『対社長精神』で実現させた協力体制だ。

疲れて稼ぐだけが仕事じゃない。楽して同じ結果を出し、ついでに給料アップが俺の考える仕事の方針だ。

個人的に上司をいろんな角度から応援しているが、もちろんタダじゃ転ばないよ。
俺も、上司も、みんなも少しずつ喜べる内容が望ましい。

その喜びが続くなら、なお嬉しい。


《引き込む睡魔》

とにかく暑い日だった。
体力消耗の結果、睡魔が凄かった。休憩中、運転中、作業中、どこでも眠く、うつらうつらとしていた。
ボケッと作業していたら、高所だった事を忘れて4メートルの高さから落ちた。途中のラックに背中から落ちたから良かったけど、それが無かったらアウトだった。右肩イタイ。カップラーメンいっぱい潰れた。

そんな状況でも眠かった。半端じゃない睡魔。そして、感覚的な話だが、不眠症の影響とは全く無関係の眠さだ。とにかくヤバい眠さ。

15年くらい前かな? もっとかな?
食中毒になった事がる。
問題の食べ物を食したのが金曜日。
土曜、日曜と何事も無く、月曜日の午前中に意識が朦朧としはじめた。それこそ急激に。

眠気は無い。でも、脳だけが眠りを欲しがっている感じだ。
そんでそれとは異なる本能が眠る事を必死に拒んでいるような、無意識に連続する覚醒。頭だけガックンガックン。

周囲が異変に気付いて一生懸命起こし続けてくれた事で妙な眠気は去ったが、あれで寝てしまったら、俗に言う昏睡となったわけだろう。よく分からないけど。
最終的には金曜日に集った13人中11人が食中毒になったわけだが、そのうち2人は実際にぶっ倒れたみたいだ。当然、入院。

今日の眠さって、ほんとそれ。
食中毒の時の何倍薄めたモノか分からない軽さだけど、本当にそれだった。
同僚に話し掛けられなければ、きっと目覚めたらベッドの上という状況だったろう。レアな体験を…つか、あの世行きだった??


《カンタータ147》

カンタータってバッハが作曲したのね。ついさっき知った。モコモコのおじさんがそうかな?

147番は土浦一高の『放課後居残り生徒追い出し音楽』として毎日耳にしてた曲だ。もっとも、俺の立場は『これから授業を受ける側』だったが。

立場どうあれ、大好きな曲のうちの一つだな。

とはいえ、一通り耳にしたカンタータで他に好きな曲は無い。これだけが好きだ。この曲の聞いているとあっという間に終わってしまう感が切なくて良い。キレも良い。人気の少ない校舎に響いて幻想的だった。当時はタイトルすら知らなかったが。

純粋に音楽が好きなので、コーラスは要らない。けど、コーラス無しってなかなか見つからないのね。色々聞きたい気もするが、残念だ。

音楽の雰囲気としてはパイプオルガンのみのバージョンが一番マッチしている気がする。独特の音源が空想を掻き立て、見た事も無い空間を思わせる。晴れ渡った空が似合うような気がするが、夕焼けの印象も浮かんでくる。闇がそろそろ近付いているような感じだ。

ちなみに土浦一高で流されたバージョンは『ヨーヨー・マ』とかいうチェロのなんたらかんたらの147番がそれに一番近い。
やや早めのリズムだが、これまた染み入る。

あの校舎の廊下の中央で再び耳にしたい叶わぬ夢だ。


《あとがき》

右肩が痛い。
当たり前の話で落下事故なんてそうそう起こすものではないが、その衝撃は人間の体の脆さを知るにはもってこいだ。味わった後の暫くは痛感以外の何物でもないが。

安全用具の一つに『腰ベルト』というものがある。

リフトの所定位置から親綱を張り、腰に巻くベルトに繋げる事で落下事故を防ぐ簡易安全用具の事だが、アレは人の体を高所から地面に落とさないようにする為だけの道具であり、使用しての落下は腰から一本伸びるロープ一つに落下速度を上乗せした全体重を任せる事になる。計算式はよく覚えていないが、少なくとも数トンの衝撃を一か所で支える事になる。

顔が下を向けば内臓破裂、顔が上を向けば背骨骨折の危険性が高い。
要は命を守るための道具としてその役割を果たせば良いのだが、その際は被害者の体がめちゃめちゃになっても、再起不能になっても良い訳だ。『命が守られる』わけだから。

確かに会社や法律は、安全に関して『人(としての生活)を守りたい』とは一言も言っていない気がする。事あるごとに『命を守る』『健康を守る』だ。

仮に四肢を失う事故でも五感が失われる事故でも、『生きる上で問題が無ければ良い』という話であり、同時に『生かされる上で問題が無ければそれでも良い』という話だ。

どこにも被害者本人が『五体満足で』なんて書いていないのだから。

『命さえ繋ぎ止めれば』と言いたいのだろう。『死なれる事が困る』と言いたいのだろう。
…やるなぁ。確かに嘘はついていない。



一つ条件が異なれば死亡事故への発展。…まあ、これは別に構わないけど、変に助かって障害を引きずっての生存は悪夢でしかない。

そう考えると、今日はベルトしていなくて本当に良かったと思う。
重い障害を引きずるのは御免だし、死ぬにしたってせめて場所を選びたい。

それにしても、今日の睡魔は手ごわかった。

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