タランティーノが合わない合わない、といいつつ…また観ちゃいました(笑)。
やっぱ有名な作品を先入観だけで遠ざけてしまうのは人生の損失かと思いま
すので仕方ない。
これはどうだったか…
う〜む…
やはり消化不良。
なんかスッキリしないんだよなぁ…
そこがタランティーノなのかな。
主なストーリーの骨格は第2次大戦下のフランスでブラピ率いる米国のナチス掃討
部隊の活躍を描いた戦争活劇なんでしょう。
まあヒネリが効いていて面白いといえば面白い部分もあるのですが、アパッチの
ように殺した兵士の頭の皮をはぎ取る描写なんかはグロいですし、ナチの親衛隊
のねちっこい尋問はイライラするし、今をときめくマイケル・ファスベンダーな
んかは登場して間もなくさっさと死んでしまうし、主人公のブラピは全然魅力的
じゃないし…
と言う具合に、どうもすっきりしない。
一番すっきりしないのはラストで、一番憎たらしい敵役はああいうラストかぁ…
という点ですっきりしなさのとどめを刺された感じです。
タランティーノ…どうも相性が悪い。
2009年米
☆☆
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