mixiユーザー(id:3808888)

2018年07月22日14:48

249 view

日本フィル横浜定期演奏会@339(2018.7.14)西本智実のラフマニノフ

2018.7.14 於:みなとみらいホール

(前半)
  ラフマニノフ
   ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 op.18
     
(ソリストアンコール)
  ショパン
   夜想曲第20番 嬰ハ短調「遺作」

(後半)
  ラフマニノフ
   交響曲第2番 ホ短調 op.27   

 終演後、シーズンファイナルパーティ

指揮:西本 智実
ピアノ:小林 愛実
コンサートマスター:扇谷 泰朋

管弦楽:日本フィルハーモニー交響楽団


バタバタして日記が間に合っていませんが、先週末、日本フィルの横浜定期でラフマニノフのコンチェルト(真央ちゃんの伴奏曲)とシンフォニーを聴きました。指揮は才能と洗練された技術に溢れ更にイケジョ指揮者の西本さん、前半のソリストはショパンコンクールファイナリストの小林さん。

超有名曲で指揮者が西本さんという事もあり、早々にチケットは完売。逆に有名曲過ぎたのか定期会員の席は空席が目立つという状況。前半西本さんは表現上のディティールを大切にした演奏を展開。小林さんもメリハリ(特に弱音)が効き丁寧なピアノで応えます。ただ、少し緊張していたのかラフマニノフの甘いけれどメランコリックな雰囲気が充分に感じられる演奏にはちょっとだけ(何かが)が足りない感じが残りました。その代わり、アンコールのショパンは感情移入も十分で聴き手を完全に魅了するものだったと思います。

後半のシンフォニーは、1時間を超える大曲で非常にメジャーという事はないのですが、甘くロマンティックでありながら、悲哀にも満ちたメロディーが随所に散りばめられ私の大好きな曲の1つです。何というか、ずっと魅力的で息つく暇もなく60分がとても短く感じます。西本さんと日本フィルの演奏はオーソドックスでありながら期待を超える感動もあり良いシーズンファイナルになりました。(すみません、先週の事なのでどう良かったのか一部失念しています。。)

今回気になったのは、お客さんのマナー。せっかっく小林さんと西本さんで息の合った音作りをしているのに、ピアノのペダルを踏んで(残響を響かせて)いる段階での拍手。アタッカで入る楽章間での咳や大きな物音、豪快な寝息など・・・ 他の聴衆にというより、真摯に良い音楽作りを行おうと努力しているアーティストに対して何だか申し訳ないような気分にさせられてしまいました。

演奏会後は、2018春のシーズンファイナルという事でホワイエにて、西本さん、小林さんからのお話。日本フィルの新メンバの紹介、ミニコンサートが行われました。指揮台の西本さんを見た時に「少し痩せたかな」と思っていたのですが、やはり間近で拝見すると以前より更に締って精悍で美しくなられたように感じました。(団員やソリストが映り込んだ写真の掲載はできませんが、パーティーは盛況でした)

日本フィルは、8月は夏休み子供コンサートなどで全国を回り、9月より引き続き秋のシーズンに入ります。

フォト フォト フォト

 フォト
3 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する