妙なる技の乙女たち 小川一水 を読了。
軌道エレベータの設立により、宇宙産業都市として発展するリンガ島。
そこで自分の技とプライドを持ち、逞しく生きる女性達の物語――
ちょっと未来のお仕事系オムニバス。
仕事がバラエティに富んでいるのと、気が強くてまっすぐな女性主人公達が魅力ですね。
何よりいいなぁ、と思うのは、頑張っていることが報われたり、
未来に繋がったりする、という実感というか、ポジティブさかな。
すごいということがちゃんと評価されるっていうのは素敵だと思うのです。
そんなわけで、読んだ後顔を上げて歩きたくなるようないい本でした。
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