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2018年07月16日19:29

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「カンパニー・メン」、「籠の中の乙女」

 …正午まで、アルバイト。

 帰宅後、DVDでジョン・ウェルズ監督の「カンパニー・メン」と、ヨルゴス・ランティモス監督のギリシャ映画「籠の中の乙女」を観ました。



 ☆「カンパニー・メン」(2010)監督 ジョン・ウェルズ 出演 ベン・アフレック、ケヴィン・コスナー、クリス・クーパー、トミー・リー・ジョーンズ、マリア・ベロ、ローズマリー・デウィット、クレイグ・T・ネルソン、イーモン・ウォーカー

 ボストンの大企業GTXに勤めるエリート・ビジネスマン、ボビー・ウォーカーは、愛する妻マギーと2人の子どもたちに囲まれながら何不自由ない幸せな毎日を送っていた。
 ところが、その順風満帆な人生は、リーマン・ショックによって一夜にして暗転してしまう。会社側の突然のリストラ通知になす術もないボビー。しかも解雇手当てはたったの12週間分。それでも最初はすぐに再就職できると高を括っていたものの、不採用の連続に自信もプライドも打ち砕かれていく。
 そんな厳しい現実に負けそうになる彼を、GTX社ではさらなるリストラによって2人の重役ジーンとフィルにも非情な解雇が告げられ、それぞれ苦境に立たされることになるが……。


 …2008年、9月15日、月曜日だったのか、リーマン・ショックの始まりって。アメリカのバブルがはじけた日だ。
 あれから10年、早いもんだなぁ。

 リーマン・ショックによるリストラにあった3人の男たちの四苦八苦を描いているワケだが、もっとも悲劇的な選択をしてしまうフィルはともかく、主人公ボビーは自宅や車を失うにしても、理解のある家族や親戚に助けられ、まだしも恵まれているほうなのではないだろうか。

 現実には、もっと苛酷な運命をたどったカンパニー・メンはたくさんいたであろうと思いました。

 …達者な俳優たちをそろえ、カンパニー・メンこと会社人間たちの悲哀をじっくりと描いて見せてくれます。


 ブルーカラーの職人である義兄を演じるケヴィン・コスナー、プライドを捨てられない夫を支える妻を演じるローズマリー・デウィットが、良い。



 ☆「籠の中の乙女」(2009)監督 ヨルゴス・ランティモス 出演 クリストス・ステルギオグル、ミシェル・ヴァレイ、アンゲリキ・パプーリァ、マリー・ツォニ、クリストス・バサリス、アナ・カレジドゥ

 ギリシャのとある裕福な一家。息子と2人の娘はしゃれた邸宅に幽閉され、育てられてきた。
 ある日、父が成長した息子のためにクリスティーナを家に入れる。しかし、子どもたちが外の人間に初めて触れたことをきっかけに一家の歯車は少しずつ狂いはじめ……。


 これはヒドイッ! …単なる虐待映画じゃんッ!

 こんなに不愉快な映画もそうないと思いました!

 …見るだけ時間の無駄遣いです。

 見なくていいです。見ないほうがいいです。

 大キライな映画です!
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