タマエさんがもう家に戻ってくることはなくなったので、去年処分しました。
古い家なので、何の価値もなく、むしろ取り壊すのに200万円ほどかかりました。
その時、いろいろなものを物色していたら、とてもおもしろいものがあったから、といって、
姉のM子さんが送ってくれたのが、古い家庭新聞・・・・
発行者は私で、B4の用紙に手書きの新聞。イラストや広告、求人募集に、競馬予想、と
なかなか盛沢山。
2月号とのことで、我が家の豆まきの模様や、Sぴーのお小遣いが上がったこと、
長崎の妹が盲腸で入院したことなどを、尾ひれをつけながら、イラスト満載で書いてあります。
今自分で読んでもそこそこ笑え、いい仕上がりです。
あの頃は貧しかったから、電話代を浮かせるためにこうして家庭ニュースを書いて
送ってたっけなあ、としみじみ・・・・
毎月内容を考えながら制作するのが楽しみでもありました。
恋愛相談や、今週の運勢なんかもあったはず。
一枚でも残っていたとはびっくりです。
自分だけのひそかなお宝。
M子さんも広告主としていじっているので、
コピーして持っているそうです。
大変な時期だったけど、こうしてガス抜きしてたんだなあ、と思うと
偉い偉い、と、頭をなでてやりたい気持ちです。
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