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2018年07月11日19:41

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赤坂自民亭・・・

 今日のネットのニュースを見ていたら、
  「安倍政権を揺さぶる豪雨災害対策の不手際」と題する
 東洋経済オンラインの記事に興味を感じました。
 この記事によると、豪雨災害が刻々と迫る中、
 自民党の中堅・若手議員らが官邸近くの衆院赤坂議員宿舎で
 「赤坂自民亭」と称する懇親会を開催し、安倍総理をはじめ、
 小野寺五典防衛大臣や上川陽子法務大臣も出席していたとの事です。

 赤坂自民亭は2000年衆院選の初当選組を中心に始まった、
 若手議員と党幹部や閣僚の交流を目的とした酒飲みで、5日は27回目でした。
 閣僚の外に竹下亘総務会長、岸田文雄政調会長らも出席していましたが、
 安倍総理の出席は初めてだったとの事です。
 恐らく三選を目指しての出席だったのでしょう。

 この日の午後、気象庁は、緊急に記者会見を開いて
 「記録的な大雨になるおそれがある」と警戒を呼びかけています。
 雨は激しさを増し、6日午前0時までに計約15万人に避難指示が出ていました。
 出席者の中で、小野寺防衛大臣は、地方の首長から出動要請を受ける立場です。
 現実に、数時間後には京都府知事から災害派遣要請が出ています。
 危機管理上どうなのかとの気にもなります。

 昨日行われた、栃木県の福田知事の定例記者会見では、
 事態の急変に対応できる態勢が整っていればやむを得ないとしつつも、
 「不適切な日時の設定だったのではないか」と批判しています。

 これが大勢の人を集めた政治資金パーティーのような催しならば、
 ある程度止むを得ない感じもしますが、
 早い話、仲間内の飲み会ですし、キャンセルしても店に迷惑が掛かる訳でもありません。
 こんな事をやっている事に唖然としてしまいます。

 先憂後楽と言う言葉があります。
 北宋の忠臣范仲淹が「岳陽楼記」で、為政者の心得を述べた言葉です。
 政治家は、人々よりも先に国のことを心配し、
 人々が楽しんだ後で自身も楽しむべきだという事です。
 東京や岡山の後楽園の語源になっている言葉です。
 今の安倍政権には期待出来ない事なのかも知れません。

 この赤坂自民亭には、
 もう一人どのような感覚をしているのかと思う閣僚が出席しています。
 上川法務大臣です。
 この会合の翌日の6日、オウム真理教関係の7人の死刑が執行されています。
 ご承知の通り、死刑執行の責任者は法務大臣です。
 あるいは決裁したのは、何日か前なのかも知れませんが、
 自分の決裁で7人の命を奪う前日、
 仲間内で和気藹々と酒飲みをする、その人間性が理解出来ません。


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