秋葉原駅に用があって、帰りに飯でもと思い、構内のじゃんがらラーメンに行った。
赤坂とか原宿で食った記憶がおぼろげにあり、確か濃い目のスープだったはず、
と食券を買って待つことしばし。
いざ来たラーメン、早速汁をすすったのだが、なんというか、まあ、その、なんだ。
要するに、味が無いのである。
とんこつだかなんだかの臭いやら風味がガツンと来ることを想定していただけに、
あまりの意外さにあっけにとられる。あれ?こんなはずでは、とさらに汁をすするも、
印象は変わらず。
イメージとして一番近いのは、トップバリューの袋麺のとんこつラーメンのスープ。
麺とか具はまあまあ普通なのだけど、汁の淡白さがあまりにもあまりだったので、
おかしい、おかしい、と感じているうちにすすり終わってしまった。
高くは無いが決して安いとはいえないラーメンに、場所柄かそこそこ入っている客。
チェーンの他の店はどうなのだろうか、タイミングが悪かっただけなのだろうか、
など、食い終わっても去来する様々な思い。
僕の身体が昔より大人になったからなのか、ビジネスというには何か物悲しいもの
を感じてしまった、あるラーメンなのでした。
ではまた。
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