アニメ時評４１８

「バキ」

原作：板垣恵介。秋田書店。週刊少年チャンピオン。シリーズ構成：浦畑達彦。キャラクターデザイン：鈴木藤雄。制作：TMS／だぶるいーぐる。監督：平野俊貴。格闘もの。
絵は暗め。背景はほどほどに汚されている。深度は浅い。キャラの頭身は高い。目は小さい。
動きはとてもいい。
画面中央から手前に歩く描写があったが、CGで徐々に大きくしただけだった。
内容は、人間離れした戦闘力を持った人間たちによる裏格闘技世界一決定戦。
敗北を知るため、という戦う理由は、オチを示唆しているようである。
キャラの顔立ちが、最初から潰されることが前提になっているみたいだ。

5話まで。


「Back Street Girls−ゴクドルズ―」

原作：ジャスミン・ギュ。講談社。ヤングマガジン。シリーズ構成：山川進。作画監督：梶谷光春。制作：J.C.STAFF。監督：今千秋。裏アイドルもの。
絵は明るめ。背景は淡い。深度は浅い。キャラの頭身は高め。目は小さい。顔のパースがちょっと悪い。動きはよくない。
内容は、下手打ったやくざ三人が性転換手術をして特訓と洗脳教育を受けて女子アイドルになっちゃった話。
止絵が多く、画面の書き文字も多い。紙芝居レベル。アニメなのだから、もっと動かせ。

見送り。


「博多豚骨ラーメンズ」

原作：木崎ちあき。メディアワークス文庫。原作イラスト：一色箱。シリーズ構成：ヤスカワショウゴ。キャラクターデザイン：井上英紀。制作：SATELIGHT。監督：安田賢司。殺し屋もの。
絵は明るい。背景は淡い。深度は浅い。キャラの頭身は高い。目は小さい。動きはいい。
内容は、博多を舞台にした殺し屋たちの話。人口の３％が殺し屋、とはちょっと無理ある設定。
顔のパースが安定しない。人の命が軽い。内容も軽い。現実感に乏しい。

見送り。