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2018年07月08日18:56

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読書メーター2018年6月のまとめ。

2018年6月の読書メーター
読んだ本の数:1冊
読んだページ数:241ページ
ナイス数:2ナイス

https://bookmeter.com/users/415770/summary/monthly
■丹羽宇一郎 戦争の大問題―それでも戦争を選ぶのか。
「いっそ戦争になってしまえ」という論調が根強いのは、戦争を知らないから。戦争の実態をよく知って理詰めで考えれば、現代において戦争によって得られるものがほとんどないと分かる。▼本書の前段で筆者が指摘するのは、約70年前の我が国の戦争の実態。ここをきちんと学ばないと前に進めない。▼一般に、語られる歴史とは勝者の歴史。そして、戦に負けた我が国には、そのあたりについての勝者の歴史がない。しかし、学ばなければ再び、負け戦になる。▼だから、我々が目指すべきは、敗者の歴史をも真摯に検証する特別な「歴史」の学びなのだ。
読了日:06月22日 著者:丹羽 宇一郎
https://bookmeter.com/books/12219152


▼読書メーター
https://bookmeter.com/

《今回はこの書籍についての自己コメントも追記させてください》

靖国神社問題について。▼筆者は、先の戦争の遂行責任者については靖国神社に合祀する前の状態(宮司預かりの状態)に戻すべきと主張し、そのことを「分祀」と表現すると明記している。一般に言われる「A級戦犯の分祀」も、同様の意味だろう。▼その主張内容には異議がない。▼しかし、「分祀」とは一般に、「本社と同じ祭神を、別に神社を設けてまつること」(デジタル大辞泉)を意味する。▼だから、A級戦犯を宮司預かりの状態に戻すことを「分祀」と表現するのは、表現として適切でないと思う。

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