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2018年07月03日22:58

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面映ゆい

最近、長い文章を読みやすくするために、表題?みたいなものをつけています。

つけていて、中学校1年生のときの担任の先生でもあった国語の担当教諭のことを思い出しました。
その先生は、30歳前後で若くて綺麗な女性の先生だったけれど、ご自身が受け持つ国語の授業では、「表題」?「タイトル」?をつけることを重要視されていました。

私は、それまでそんなことをしたことがなかったのですが、慣れないながらも表題をつけて、発表すると、先生が自分では分からなかった要素を教えてくださるので、それが新鮮で、タイトルをつけるのが楽しかったです。

先生いわく、長い文章を短くまとめる作業をすることで、作者がその文章で一番言いたかったこと、絶対に分かって欲しかったことが分かるようになるそうです。



私は、よく先生に誉められていました。

「笠井さんのお陰で授業がとてもやり易いです。本当に感謝しています」と。





小6のころ、先生から、「あなたが悪いの!」を連呼されていた私は、先生に誉められるというのが面映ゆかったのを覚えています。



調子に乗った私は、先生に、「私は、子どもの頃から本を読むのが好きでした。小説家になりたいと思っていたこともあったけれど、私は、テレビを見るも好きなので、今は、脚本家になりたいと思っています。そのために国語の授業を頑張っています。」と言いました。

したら、先生が思った以上に感動なさってしまって、ちょっと罪悪感が芽生えました。

なぜなら、小説家になりたいと思っていたのと、今は、小説かではなく、脚本家になりたいと思っているのは、本当なのですが、それで、国語の授業を頑張ろうと思っているわけではなかったからです。
国語の授業は、楽しかったから、たくさん発言していただけです。
楽しくて楽しくて、先生に自分の考えを言いたくてたまらなかった。そのうえ、自分の言いたいことを言ったら、先生が褒めてくれる。もう麻薬並みの快楽感でした。
(注:私は、麻薬を服用したことはありません)

すごく楽しかった。だから、発言してた。特に頑張ったつもりも本当はなかったです。


もうひとつ言うと、私が中1で将来の夢を小説家ではなく脚本家と発言したのは、テレビが好きという理由もありましたが、小説家になれるほどの語彙力や執筆能力を私が得るのは難しいと思ったからです。
私の思う小説家は、膨大な語彙力と綺麗な日本語を駆使し、素晴らしい世界を構築していました。

私なんて、「面映ゆい」ってどういう意味だっけ。何となくこれで意味は合ってる気がするけれど、意味が通じなかったら恥ずかしいから、検索しよう、ぐらいの語彙力です。
日本語だって、ものすごく頑張らないと綺麗に書けません。
私の文章を読んでくださった方の200人に1人ぐらいは、私の文章を綺麗だと誉めてくださいます。

でも、その文章を書くまでには、かなりの試行錯誤をしています。
消したり、書き足したり、言い方を変えたり。

私の思う小説家は、たとえば、三島由紀夫さんみたいな方です。
辞書を暗記するほどの記憶力を持った天才。
あの美輪明宏さんが「あの方に嫉妬するほど身の程知らずではありません」「小説家として肩を並べるのは無理でも、役者と作家として肩を並べるぐらいの存在になってやる」と言わしめた類いまれなる才能の持ち主。

…ここまで言っておいてなんですが、私は、三島由紀夫さんの小説を完読したことがありません。
古典や数十年前に書かれた小説は高校生になったら読まないと子どもの頃から決めていて、小学校のときと中学校のときに三島由紀夫さんの本を読まなかったからです。

それでも、美しい星の文庫本を試し読みしたら、面白そうだったので、今後是非読ませていただこうと思っています。


話を戻します。中1と中2の私に、タイトルをつける楽しさを教えてくださった国語の先生に感謝しています。




もしもこんな私が冗談でも起きて小説家にでもなったら、そのことをどこかで書こうと思います。


ちなみに、中3のときの国語の先生も知識に溢れた素晴らしい先生でした。

その先生と出会えたことにも感謝しています。




最後に

mixiの日記で書いてる文章は、ほとんどのものがほぼ草稿?、メモが少し進化したようなものです。

頭の中から色々な考えが溢れてきて、それを形にしないと、正常を保てない…というのは、言い過ぎかもしれませんが、書きたくて書きたくてフラストレーションが貯まるので、書くし、書いたら、結構苦労して、時間もかけて書いてるので、誰かに見せたいという衝動が生まれるので、公開しているものです。

なので、拙い、乱文になっている部分が多々あり、それを読んだ方に苛立ちを覚えさせてしまうことも多々あると自覚しています。

ずっと何十分も文章を書いていると、だんだん何がなんだかわからなくなって、変な日本語になっていたりするんです。


疲れてきました。さらに変な文章にならないうちに投稿ボタンを押します。

先程あげた日記を書いたすぐあとから、これを書いています。

ちなみに、スマートフォンで入力しています。
PC配置でのタイピングです。
パソコンが壊れたので、スマートフォンしか媒体がないのです。

それでは、本当にコンビニにコピーに行ってきます。


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コメント

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