私個人としてもよく見に行っているサイトなのだが、
高裁で法に触れたとして、減額されたとはいえ支払いを命じたのだから、
保守速報に非がある事を大阪高裁は認めた、と言える、
保守速報は言わずとも知れたいわゆる「まとめサイト」だ、
ニュースの記事や2ちゃんねる、今は5ちゃんねるだったか、
各種掲示板などの書き込みと記事を合わせて紹介するサイトだ、
従って差別的だとする文言の著者はサイトの運営者ではない、
私としては転載した運営者の方向性への批判と違法性を訴えた裁判だと考えている、
書き込みを選んだ選択が運営者の意思意向であり、
それを差別的だとして不法と主張し、それが少なくとも高裁では認められた、
運営者の方向性が差別的精神的苦痛を受けたと主張出来るなら、
今、TVや新聞などのメディアすべては写真や動画、
取材した音声や記事などを運営者の意向により選び出し、
放送や出版されたものであるのだから、
最近の放送で言えばNHKで放送された731部隊の真実的な内容は、
日本人の多くにとって精神的な苦痛を受けた、と言っていい内容であり、
その方向性は今回の運営者に対する責任追及と同様に、
メディアが選んで放送出版する以上、メディアの意思の表れだと言える、
まとめサイトの選択が問われているならば、
同様に新聞TVなどの大手メディアもその選択の責任と意志を問われるべきだろう、
個人の運営するまとめサイトにこれほどの責任と公平性を求めるならば、
より多くの人に対して有償で提供したり、スポンサーの支援を受け放送するメディアには、
はるかに多くの公平性を求めて然るべきだ、
週刊誌などの常とう手段だが、
取材した内容はショッキングだったり、扇情的、頽廃的なものなど、
目につきやすい内容を列挙するのが常套だ、
まとめサイトでも、同様の事をしたに過ぎないのに、
その選択の妥当性を問われている、
ではどうすれば差別的な内容とならないのか?
端的に言えば選び出さない事になってしまう、
最新の書き込みを数十レス切り出す事に徹するとか、
書き込みの初期から数十にするなど、
選択の意思の介在しない書き込みを転載するならば、
その文章の著者に責任を問う事になり、
それを問われるようになれば、そもそも掲示板など成り立たないだろう、
つまり個々の文章としては表現、言論の自由の範囲であり、
それを選び出す事が差別と言うなら、全てのメディアは差別的であり、
日本の多くのメディアは日本人に差別的だと言わざるを得ない、
今回の判例は全てのメディアの姿勢を痛烈に、
根本的に壊滅的なほどに否定した内容に繋がると思う、
司法はメディアにその責任と選択の妥当性を問う気があるのか?
問う気がないのにこの判決を出すのは無秩序だし、
問う気があるなら、今の大手TVなどは吊るしあげられているはずだろう、
今回の司法の判断はメディア全般に対する警鐘と言うなら評価できる、
まとめサイトの運営者に対してのみの事案であれば言論の封殺だ、
最後になったが、原告の李信恵と言う人物は、
韓国人の主張する歴史認識をここ日本において、
一方的に主張し、その結果、日本人とその祖先の名誉を貶めている、
精神的苦痛を受けた、と言うならば私も李信恵が主張した論で被害を受けている、
日本人が受けた精神的苦痛を勘案するならば、
原告が受けたとする被害は全くもって取るに足らない、
ただの因縁、やっかみに過ぎないと思う、
双方が即日控訴したので、最高裁で争われるが、
奇怪な判断を示した地裁高裁とは異なる判断を最高裁にはしてもらいたい限りだ。
■二審もまとめサイト運営者敗訴=在日女性への差別的表現−大阪高裁
(時事通信社 - 06月28日 16:30)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=5176366
インターネット上の投稿をまとめたサイト「保守速報」の差別的な表現で
精神的苦痛を受けたとして、在日朝鮮人のフリーライター李信恵さん(46)が
運営者の男性に2200万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、
大阪高裁(江口とし子裁判長)は28日、
男性に200万円の支払いを命じた一審大阪地裁判決を支持し、双方の控訴を棄却した。
江口裁判長は保守速報について「人種差別、
女性差別に当たる内容を含む記事が多数存在している。
不法行為は複合差別に根差すもので非常に悪質」と指摘。
「記事掲載が執拗(しつよう)に繰り返され、
多大な精神的苦痛を被ったと認められる」と判断した。
判決によると、保守速報は2013年7月から約1年間、
ネット掲示板「2ちゃんねる」の李さんに関する投稿を引用するなどした記事を掲載した。
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