無言歌は続く

　いくらか昨日より涼やかな感じ　野菜の手入れは朝食前に終わっているので　ひたすら草取り　今日はスイカの中の除草　ついでに玉回し　スイカを裏返したり角度を変えて陽のあたり加減の調整　満遍なくスイカに日が当たるように調整しながら草取り　そして加水　母はかかりつけ医に出かけた　戻ったら川越のタネ屋さんに出向く予定　なんやかんやで十一時近く　早お昼を食べて出かけよう　と云ふことになった

　今宵の音楽は　『マリア・カラス歿後40年BOX』　[Disc6-7]
　ドニゼッティ:歌劇「ランメルモールのルチア」
　マリア・カラス(ルチア)
　ジャンニ・ライモンディ(エドガルド)
　ローランド・パネライ(エンリコ)
　アントニオ・ゼルビーニ(ライモンド)
　フランチェスコ・モリナーリ=プラデッリ(指揮)
　ナポリ・サン・カルロ劇場管弦楽団&合唱団
　録音:1956年3月22日/ナポリ　サン・カルロ劇場

　簡単に書くと　ルチアとエドガルドは恋人同士　両家は敵対関係に
　ルチアは家を守るために　別の男性（アルトゥーロ）と政略結婚をさせられ
　エドガルドはそれに激高　二人の思いはすれ違い

　ルチアはエドガルドを失ったことに狂乱　我を失いアルトゥーロを殺し　自らも命を落とし　エドガルドが「天で　神が私たちを結んでくださりますように！」と叫び　ルチアを追って自ら命を絶ったところで終幕　この歌劇の見せ所は　ルチアはエドガルドを失ったことに狂乱する歌声と演技である　ルチアは幻覚を見てしまっており「エドガルド！私はあなたのもとに戻ったの」「亡霊が別れさせる　エドガルド　逃げましょう」と狂乱の中で愛を歌います　そのすんごい事

　昼に味噌ラーメン　ニンニクを効かした　まずスープを作って　丼に二等分　それから麺を茹でる　沸くまで5分　麺を入れて3分　茹で上がった麺を二等分して食べると　スープがぬるくてラーメンが食べやすい　あっつあっつの麺でさえ　ちょっと生ぬるい　それが食べやすい　そして川越のタネ屋さんに　野菜と蜂蜜を持っていく　しばしのお喋り　のち帰りに量販店でお買い物　大分に混んでいた　直売所で唐揚げ4つ購入　帰宅後お昼寝　のちきった梅枝の整理　小さくきって邪魔にらなん所に置く　すぐに三時のお茶タイム　相変わらず大江戸捜査網を見る　夕飯に心太を買ってきたので食べる　涼やかである　それに昨日の酢豚の残り　豚肉とピーマンと赤いパプリカのみ　パイナップルが隠し味か　それにナスの生姜焼き　ナスを半分に切ってゆっくり加熱　とろっとろの出来上がり　噛まずに飲み込める　それにトマトの自己流ドレッシング和え　ポン酢に酢に赤ワイン酢に　もう一つはなんだっけかな　思い出した　バルサミコ酢　ドレッシングと云ふよりいろんな酢の醸成だ　

　我が文房に　悪魔の辞典　が数冊　その本家ピアースの「悪魔の辞典」より

　格言・・・歯の弱い者にも噛めるように骨を抜き取った人生の知恵
　誕生・・・数ある災難の中で　最初に訪れる最も恐ろしい災難
　学識・・・中身が空っぽの頭蓋骨へ振るい落とした書物の埃
　忠実・・・今まさに裏切られようとしている人々に特有の美徳
　幸福・・・他人の不幸を眺めることから生ずる気持ちの良い感覚
　哲学・・・どこからとなく始まり　どこへ行くつくと云ふこともない　多くの道からなる一つのルート
　反省・・・我々が　自分と昨日の物事との関係を一層明瞭に見て取り　二度と再び出会うことのない危険を避けることを可能にしてくれる心の動きの一つ

　今日は露天風呂の日だそうだ　6.26 わからん人にはわからんか