先月5月19日(土)は6年ぶりに開催される海上保安制度創設70周年記念海保観閲式及び総合訓練(以下「観閲式」)でヘリコプター搭載巡視船「だいせん」に乗船したことについて、(その1)で観閲式について記しましたが、今回は総合訓練について記します。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1966851380&owner_id=2488011(その1)
写真左:テロ容疑船補足・制圧訓練
写真中:高速機動連携訓練の「はたかぜ」
写真右:高速機動連携訓練で目の前を回頭する巡視船隊
1.放水展示・ヘリコプター編隊飛行訓練
巡視艇や自治体消防艇が着色放水を行い、その上空を自治体消防ヘリが編隊飛行を行います。
(左)放水展示
(右)放水展示を終えた消防艇「第6川崎丸」と次の訓練に参加する消防艇
2.人命救助・海上防災訓練
ケミカルタンカーに爆発が発生し、海中転落した乗員をヘリコプターからのリペリング降下・吊上げ救助し、放水消火を行います。
(上)かみたか(中部)によるリペリング降下・吊上げ救助
(上)はまちどり(福岡)による吊上げ救助から「とさ」への救助者の搬送
3.テロ容疑船補足・制圧訓練
テロ容疑船を捜索し停船命令を行ったところ、威嚇射撃があり、正当防衛射撃、強硬接舷により制圧を行います(写真左参照)。
(上)逃走する容疑船を補足・規制
(左)停船命令
(右)正当防衛射撃を受ける容疑船
(上)訓練を終え撤収する参加船艇及びヘリコプター
4.高速機動連携訓練
巡視船と護衛艦が高速で連携した機動を行います。
(左)巡視船と護衛艦の連携
(右)巡視船は「ざんぱ」「もとぶ」
(上)高速で通過し(写真中参照)、回頭する「はたかぜ」
(上)小型巡視船3隻による高速機動
以上で36分間の総合訓練は終了です。写真を見直し、間近で行われるこの訓練はかなり迫力があるはずなのですが、写真では伝わり難いのかと思いました。波風や音が伝わらないからでしょうか。
では次回はフェアウェルについて記します。
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