播州の中心は姫路城である。姫路城を中心に文化が四方に拡散される。姫路駅は姫路城の南徒歩30分程度の場所に位置し、車だと一瞬。駅から姫路城に逝くまでの主要道路を50メートル道路と呼ぶ。その真横に平行線で続く商店街がみゆき通りといい、一応姫路の最重点商店街だ。ちなみにみゆき通りが、なぜみゆき通りというのかは、明治天皇が駅から城まで行幸したから。
基本的に姫路には浜手と山手という概念がある。JRが東西に走ってるけれど、大まかJRの北側を山手、南側を浜手という。
一般的な汚い言葉を使うガサツな播州は浜手を指す。
浜手で有名なのが「灘のけんか祭り」
これは全国区かもしれない。灘のけんか祭りのおかげさまで播州は汚い言葉と喧嘩っ早いと思われてるかもしれない。
でも、灘のけんか祭りと大同小異な祭りは姫路各所で行われる。これは後述する。
浜手はは祭りが盛んで、1年を祭り中心に考えてる人は少なくない。山手でさえ、正月、盆、祭りは同等の概念。
灘のけんか祭りは一部の祭りである。でも祭りは播州にとっては一部ではない。
加古川を挟んで東にけんか祭りに影響された祭りの概念がない。揖保川を挟んで御輿の文化がない。これって文化人類学では注目しても良いと思う案件。
揖保川を挟んでちょうちん祭りの文化はあるけど。播州の御輿の文化ではない。
続く
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