■安倍首相、日朝会談に意欲＝トランプ氏、拉致提起約束−日米ＦＴＡ求める・首脳会談
(時事通信社 - 06月08日 05:00)
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しかし日本政府は、いや安倍晋三は何をもって「北朝鮮による日本人拉致問題」が解決したと考えているのであろうか。
拉致された日本人の全員の解放等という話もあるが、では、いったい今北朝鮮に拉致された日本人のうち、何人が生存しているのだろうか。いや、何人生存していると日本政府は考えているのだあろうか。
つまりこの「北朝鮮による拉致問題」の解決、ゴールが全く見えずに、ゴールも描けないままに、日本政府はただただ�獸巴很簑雖甅獸巴很簑雖瓩函�国際社会のなかで騒いでいるのではないだろうか。
小泉訪朝から18年が経過した。その間、拉致問題は一向に進んでいない。北朝鮮は�獸巴很簑蠅浪魴荳僂澂瓩世箸いΑ�しかしその北朝鮮の�牴魴荳僂澂瓩鬚劼辰�り返すだけの論拠を日本政府は何一つ持ってはいない。
そんななかで、米朝首脳会議が行われる。それにより、�猗鶻鵬臭瓩棒莵圓垢觀舛如�朝鮮戦争の終戦協定が成立するかもしれない。そうなれば、米国が北朝鮮との�犢餮鮴犠鏖臭瓩望茲蟒个垢�もしれない。なぜならば、北朝鮮には莫大な地下資源が眠っており、それを開発するというビジネスチャンスが北朝鮮にはあるからである。
ビジネスマンである米国の大統領・トランプがそのようなビジネスチャンスを見落としているはずはない。米国には戦前の日本陸軍が調査した地下資源の埋蔵量のリストがあるという。トランプもそのリストの存在を知らないはずはなかろう。そして北朝鮮も。
今回のトランプが米朝会議に�狒阿里戮雖瓩砲覆辰討い襪里癲▲痢璽悒詈刃他泙簔羇崛�挙の勝敗という問題より、この北朝鮮の地下に眠る莫大な天然資源にあるように思われてならないのだ。
もしも米国が北朝鮮との間で国交正常化がなされた暁には、この北朝鮮に眠る天然資源の発掘権を米国が牛耳るということを考えているのではないかと思われてならない。
そうなると、米国は北朝鮮を�牾吠殕�国�瓩版Г瓩討靴泙Δ海箸砲覆襪�もしれない。ただ、北朝鮮にある核兵器が米国に向けられないのであれば、北朝鮮が�牾吠殕�国�瓩任△蹐Δ箸覆�ろうと、もうどうでもいい話になってしまう。
そうなれば、韓国、中国、ロシア、ＥＵ等、北朝鮮との国交正常化に乗り出してくるかもしれない。北朝鮮に眠る天然資源の開発というビジネスチャンスを求めてである。そのとき、日本はどうするのか。日本だけ�猖鳴�鮮というビジネスチャンス�瓩硫稍△粒阿肪屬�去りにされる。なぜなら、日本は拉致問題の解決なしにいかなる北朝鮮に対する経済支援は行わないと言ことになっているからだ。それが�猜疹軅觚性瓩世�らである。
米国、韓国、中国、ロシア、ＥＵ等からの経済的交流が成立していけば、北朝鮮にとって日本からの経済支援等、さほど大きな問題ではなくなるのかもしれない。ただ、今度は北朝鮮が�獸巴很簑雖瓩鮓�実に戦前の植民地支配の清算を行おうとしない日本を�猗鷽邑�国家�瓩箸靴胴餾歇匆颪里覆�で騒ぎ立てるかもしれない。
そのとき、告社会社会は北朝鮮と日本のどちらの声に耳を傾けるだろうか。建前的には�狄邑↓瓩箸いι疂彭�価値を置きながら、本音では自国の経済的国益を第一義に置く国際社会社会の現状がある。難民問題という人権問題よりやはり自国の経済的国益に目が行っているのが今の国際社会である。
�猖鳴�鮮による拉致問題�瓩塙餾歇匆颪覗�ぎながら、�狷駝洩簑雖瓩砲廊猯簔賢瓩任△詛だ�府である。
もっと言えば、北朝鮮に莫大な地下資源が眠っていることを世界でいち早く認識していたのは日本政府である。だったら、日本は北朝鮮との国交正常化交渉をもっと早く行っておくべきではなかったのではないだろうか。
日本政府は、いや安倍晋三は何をもって「北朝鮮による日本人拉致問題」が解決したと考えているのであろうか。安倍晋三にとってみれば�獸巴很簑雖瓩帆�げば、自身の支持率が上がり、また憲法改正を行わねばならない口実の一つでもあった。しかし今やその�獸巴很簑雖瓩�日本政府にとってお荷物的存在になろうとしている。そこに日本政府の長期的ビジョンの欠如が見えてくるのだ。
しかし日本にとって北朝鮮による日本人拉致問題とは何か。そのことが今わたしたちに問いかけられているのである。
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