そして、次の日
みかこ先生たちは東京へ戻った
部屋でおみやげの整理しながら山Pと買ったお揃いの指輪を眺めていた
そして、スマホが鳴って手にすると
ちさとからだった。
ちさとLINE《みかこ先生、軽井沢どうだった
おみやげ楽しみにしてるね》
みかこ先生は明日、みんなに配るとLINEで伝えた。
次の日
めだか保育園に出勤したみかこ先生はおみやげを配った
ちさとは大好物のイチゴジャム(瓶入り)をもらったけど元気がなかった
みかこ先生『ちさとさん、何かあったの
』
ちさと『みかこ先生、聞いてくれる(;´Д⊂)』
ちさとは深刻なようすだった。
みかこ先生『わかった
よかったら帰りに飲みに行こうか
悩み聞くから』
ちさと『うん』
その日の夜、仕事を終えて六本木にある行きつけのbar『セピア』に向かった。
セピアのドアを開いて。
ノリカママ『いらっしゃいませ
あら、みかこ先生にちさとさん』
みかこ先生『ノリカママ、軽井沢ではどうも。気をつかわせて』
ノリカママ『気にしないで。私もいけないんだし
』
みかこ先生とちさとはカウンターに座り、二人ともカクテルを頼んだ
チーママ・ノリカがおしぼりを渡した。
ノリカママ『あら、ちさとさん。元気がないけど(?_?)』
ちさとの元気の無さを察していた。
従業員のダイナマイト兄貴が素早くカクテルを作り、コースターに乗せた。
ダイナマイト『どうぞ』
ちさと『実はこの間、エビの塚ちゃんとハッシーと一緒に遊びに行ったんだけど』
みかこ先生『うん』
ちさと『そのとき、フランス料理の話になったの』
みかこ先生『それで』
ちさと『ハッシーが六本木にある“クルウ”というフレンチレストランに行きたいと塚ちゃんと話してたの』
ダイナマイト『知ってる
俺も行ったことある
系列店が多くて人気があるんだよな』
ちさと『そうそう。メディアでも紹介されたことあるし。それで八王子のフレンチクルウに行こうとハッシーを誘ったら断られたの』
みかこ先生『八王子のクルウに行きたくないってことかな
』
ちさと『八王子クルウと六本木クルウは味も値段もサービスも同じだから
』
ノリカママ『ハッシーは六本木クルウにこだわってるのよね(?_?)』
ダイナマイト『確かに2店舗共美味しいけど、メニューや内容は違うで。たぶん八王子店の料理はハッシーの口には合わんのやろ
』
ちさと『八王子店は以前、ジャニーさんと行ったことあるの』
ノリカママ『とりあえず、ハッシー本人に聞いてみたらいいんじゃない』
ちさと『聞く勇気無いな。フレンチ行く話からなんか気まずいムードになったし』
みかこ先生『今度、智久くんと占いカフェに行くんだけど。よかったら、ちさとさんの分も占ってもらおうか
』
ちさと『占いに行くの
』
みかこ先生とノリカママは軽井沢での出来事を話した。
ちさと『じゃあ、お願いしようかな』
占いは気休めにいいかもしれません
そして、ハッシーは何故八王子クルウデートを断ったのでしょうか
話はまだまだ続きます
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