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2018年05月22日16:51

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長島愛生園 無料見学ツアーと島に住むご夫妻

 何ですか、最近 やたらとハンセン病関係の行事や テレビ番組が多いです。
長島愛生園 無料見学ツアーは、バスのコースとクルージングのコースがあります。
クルージングは定員60人ですが、もう 年内は満席ですって。さすが 船は魅力です。
行きの船は1時間、帰りは30分。この差は 潮の速さでなく経路が違うのでしょう。

 しかし、年内満席と言っても 9月29日が最終回、10月も寒くないのにどうして?
折角の企画なら、クルージングの方が見物者は増えるのに 予算の都合でしょうか。
ポスターも爽やかで魅力的、とても無料ツアーとは思えません。ご覧下さい。

 【長島愛生園、見学クルーズのお知らせ】
 【見学バス運行のお知らせ】
   http://www.aisei-rekishikan.jp/tour.php

 このツアーで、少し不服を言えば、現地での自由な散策時間を設けてないこと。 
長島には目の前に小さなこんもりした無人島があります。そこは海で隔てられて
いますが、潮の干満で、引き潮の時は道が現れて 島に歩いて渡れます。

 島にゆけば少し階段を上がると小さな神社のお社があります。それだけの島です。
出現した砂の道を歩くのは、なかなかの快感です。潮が満ちるまでに帰らなくては、
という気忙しさも魅力です。波の上に 石を辷らせて飛ばすのも楽しいです。

 「潮の干満予定」を表示しておけば、1日、自然と遊べるほどの島。これがその昔
ハンセン病患者を 人権蹂躙し罪人扱いした悲しみや慟哭の島だったとは思えない程
です。海に沈む夕日も、快晴なら、水面に映えてそれはそれは綺麗です。

 単独でゆくのもお薦めです。宿泊施設もあります。これは関係者なら 確か無料です。
予約すれば 有料で厨房から食事も届きます。但し 食器も洗って返すセルフサービス。
自炊も、広い食堂に設備がありますから可能です。

 平成五年に私が行った時は、入所者830人とかで驚きましたが、昨年5月の調査では
186人。保菌者はいません。今、発病しても治癒するので後遺症もナシ。ですから、
入所者は減る一方・・。リゾート地には最適ですが、手付かずで残したい島です。

 世界遺産になれば、保存されて庶民の憩いと学びの島になるでしょう。
そうなったら、クルージングも有料でしょう。見学なら、無料の今の内です。♪

 長島には、こんな素敵なご夫婦も住んでいらっしゃいます。
【People / ハンセン病に向き合う人びと】
  石田雅男・懐子ご夫妻

     http://leprosy.jp/people/ishida/
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