車のオートマチックレバーの所の埃が中に入らないようにする、スティックの動きに合わせてスライドする部分が落ち込んでしまって、治したいのだが構造がネットで調べても分からない。
その部分を見るためにはグリップを外さなければならない。
グリップの部分は取付けビスを外して上に引けば抜けるはずなのだが、一向にその気配が無い。
市販のグリップに交換する時、オーバードライブボタン付の物は専門家に任せた方が良いとネットで読んだ。
配線がスティックの中を通っており、どのような取り回しになっているのか分からない。
どこかで固定されているらしく、少しは抜けるがそれ以上は抜けない。
それでも何日間かに分け何度も分解組み立てを繰り返し、配線の固定されている部分を確認した。
配線は小さな穴に入りそこでコネクターが付いているので、切断しなければ引き抜けない。
何度も分解組み立てをやったから何かあっても治せるだろうと思い、思い切って配線を切断しグリップ部分を引っこ抜く。
調べてみたら埃防止スライド機構の取り付けピンが4本とも折れて外れたようだ。
両面テープや接着剤、爪楊枝などを悪魔のごときひらめきで駆使して元の位置に固定する。
組み立て終わり、解除ピンを引っ張りながらPから動かそうとしても動かない。
「そんなバカな、、何か失敗しただろうか?」
とためつすがめつ眺めては組み立て、バラしては組み立てを十数回繰り返す。
単純な構造なのに原因も分からないし、治る気配も無いどころかどんどん悪化する。
だんだん涙目になって来たところで、あることに気づく。
レバーを取り付けてボタンを押すと動かないが、レバーを外した状態で内部の棒の頭に付いている白いプラスティックのコマを押し下げるとちゃんと動く。
良く見たらこのコマ、ネジが切ってあるナットだった。
どうもいろいろ動かしているうちにナットが締めこまれていったようだ。
高さを調整して組直したら、ようやく正常に動くようになった。
ポイントさえ押さえればオートマチックのスティック部分の分解は恐れるに足らず。
プラスティックのコマナットが動かないように固定して置けば大丈夫。
注文していた天井用のペンキが届いたので、明日からはペンキ屋をやる。
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