★先週に引き続き、今日から三連休。先週の天気はイマイチで、お客さんもボチボチ。この時期は毎年、GWの「揺り戻し」でお客さんが少ないのであった。
★そういうわけで、夜は雲間をついてまた久しぶりに撮影。今回狙ったのはうしかい座の銀河、NGC5248であります。
★全然知名度のない銀河で、撮影どころか見るのも初めて。しかし先だって日記にした例の「カルドウェル・カタログ」の45番なので撮ってみた次第。これもちょっとクセのある渦巻きで面白いな。撮影しながら別の32cm望遠鏡で見てみたが、眼視でもちょっと歪んだ形で興味深かった。
★せっかく初めて撮ったのでついでにネットでこの銀河についてお勉強。この銀河は中心からだいぶ離れてはいるものの、おとめ座銀河団の一員で、中心核を取り巻くようにして、小さなリング状の星形成領域があるのが特徴だという。日記用のこの写真ではよく分からないが、オリジナルの大きい画像では中心核周りを数珠のような白い斑点が取り巻いていて、どうやらその部分がちゃんと写っているようだ。
★ちなみにこれは2日間に分けて撮影したもの。木曜日の晩に撮影していたのだが、L(モノクロ)画像を撮り終わったところで雲が出て、RGB(カラー)画像がマトモに撮れなかった。そこで翌晩RGB画像だけ撮り直し、2日分のデータを合成して完成したもの。
そめやんさんもいらっしゃるので、キチッとした撮影データも書いておきます。
★撮影データ NGC5248(C45)
三鷹光器製60cmF12カセグレン反射+ペンタックス6×7用0.77倍レデューサー+SBIG STL-11000M。
L画像…2018/5/10 23:13〜 5分×22枚
RGB画像…2018/5/11 23:10〜 R5分×4枚、G195秒×4枚、B5分×4枚。(2×2ビニング)。
ステライメージ7でLRGB合成、画像処理、トリミング。
★いずれにしても、初めて見たり撮ったりする天体はやはり面白い。また新しい「知り合い」が増えたなあ(笑)。
★先週書いたように、今夜も休みなれど撮影に繰り出す予定なので今日はこの辺で。
★最近は撮影写真の話ばかりなので、明日は撮影中に体験した心霊現象(?)のお話を。乞うご期待!(笑)。
ログインしてコメントを確認・投稿する