ヤメロと言っておきながら、また触れるのもなんですが、TOKIOの山口メンバー問題。
なんか、いつの間にか、山口メンバーがアルコール依存症にかかったかわいそうな人として同情されたり、心配される流れになっている。
賢しらげに症状について語る人たちもいて、なんだかなあ。
いや、そりゃ、確かにアルコール依存症なんでしょ。
でもさ、そもそも、この件って40過ぎの大の大人、それも社会的立場のある大人の男性が、未成年の少女に強制わいせつしたって話なんだよ、それ、忘れてない?
確かにさ、強制わいせつの話が出るたびに、必ずと言っていいほど被害者バッシングが起きることを考えれば、忘れられるのはいいかもしれない。
でも、それってあくまで被害者の心のケアを考えてのことであって、加害者側が、かわいそう扱いされるのって、違うぞ、おい
ちょっと違うけど、これって小室テツヤの不倫騒動を思い出すんだよね。
あれも、難病で意思疎通も難しくなってきた奥さんの介護に疲れ果てた果てに、という話が出てから、一転、「不倫」から「介護問題」になって、同情を集めたけど、なんかなあと。
このモニョモニョ感は、ひとつは演出にのせられて流されてる世の流れ。
山口メンバーの件については、そもそもTOKIOのメンバーが出てくる事自体がおかしな話で、会社の不祥事なんだから、本来はジャニーズ事務所の社長や役員が記者会見して謝罪するもんじゃねねの?耐震データ改ざんとか、車両事故とか、企業の不祥事ってみんなそうしてるんであって、一緒に現場やラインで働いていた職人仲間が出る話、聞いたこと無い。
それを、なんで、TOKIOメンバー出したかというと、それによって「現実に起きた社会的問題」から「アイドルの光と闇の物語」に変容させているような、事務所側のプロデュースを感じる。
小室さんの不倫の時もそうで、あの人、数々のヒットを生み出して一時代を築いた名プロデューサーなんだよね、自分の不倫を「介護疲れの悲劇」に演出するくらい、お手のものじゃないかと。
もうひとつは、この当事者が女性だったらどうだったろうと。
山口メンバーの場合、まあ、女性で強制わいせつ行為っていうのは、ま、なかなかイメージしにくいけど、例えば離婚してシングルマザーになった有名女性タレントが育児放棄して若い男をとっかえひっかえして毎晩朝まで六本木あたりで豪遊していたとか、小室さんの場合だったら、やっぱ有名な女性アーティストの夫が病気で同じような状態に合って、その夫の主治医と不倫関係になっていたとかでスキャンダルになったとして。
実はアルコール依存症でしたとか、実は夫は病気のせいで子ども返りして意思疎通も難しくなっていた報道されても。
それで、同情集まるもんかね?
益々、バッシングがひどくなりそうな気がするんですがねえ。
なんつうか、この国は、結局男の都合と欲望にはとことん甘いんだなあと、なんか思ってしまいます。
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