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2018年05月05日12:39

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母の深い思いに

昨夜母から電話をもらう。

電話の母の声は、とても元気そうで、わたしが大阪市立総合医療センターに見舞いに行った時の母の声よりも元気そうな声であった。

いや、あの声はわたしが独り暮らしを始めて以来、どんな時の母の電話の声よりも元気そうな声であった。

「もう見舞いに来なくてもいいから」
と、母はそう話し始めた。
「そんな天候で、しかもこの四天王寺病院は、都島の大阪市立総合医療センターにより、もっと遠い。こんなところまでおまえの車椅子を押すヘルパーさんも大変だと思うし」
と、母は続けた。

「いや、来週の火曜日にでも一度行こうと思っていたんだけど」
と、わたしが言うと、
「もう来なくてもいい。この四天王寺病院に来るのには、都島の大阪市立総合医療センターに行く倍の時間がかかる。だから、もう来なくてもいい」
と、言い返してきた。

たしかに今のわたしは自由に自分の行きたいところに行くことはできない。やはりヘルパーさんの介護なしには行きたいところにも行けない。だからヘルパーさんとの調整が必要になる。

�猴莉気硫侏貌��瓩箸いΨ錣癲△發箸發鉢犧F��畍�舞いに行きたいと伝えていたのが、5月5日はヘルパーさんがお休みになるということで、来週の火曜日の変更となった。つまりいろいろとヘルパーさんとのスケジュール調整が必要となるのだ。

�猴莉気硫侏貌�は雨だと週間天気予報でも言っていたな��
と、そんなことがわたしの脳裏をかすめた。

そもそも入院患者が見舞いに来なくてもいいといっているのに、見舞いに行くということは、わたしの�猜譴隆蕕�見たい�瓩箸いν澣瓩鵬瓩�ない。それは�猜譴悗隆鼎┃瓩任靴�ないのかもしれない。そんな思いも脳裏をかすめた。

「今、どんな治療をしているの?」
と、わたしが母に聞くと、母は、
「白血球だの、赤血球だの、と血液の治療だよ」
と答えてくれた。
やはり血液の治療をしているのだと思いながら聞いていた。

「わたしは退院して自宅に帰るか、また、都島の大阪市立総合医療センターに戻るを考えているのだから、おまえはもう来なくてもいい」
と、母は繰り返した。
「じゃあ、火曜日はキャンセルしておくよ」
わたしは、火曜日の母の見舞いに行くのをやめた。

「でもこのことは〇代(下の妹)には内緒だよ。今日は〇〇ちゃん(姪っ子)を連れてきてくれたし、△△(高校生の甥っ子)も二回来てくれたし、この前は〇△(母の妹)が車椅子に乗ってきてくれた。だからおまえはもう来なくてもいいから。ただ〇代にはもう遠いから行くのをやめたということにしておいて」
とも、母は言っていた。

「本当にもう駄目だと思ったら、そのときはわたしがおまえに電話をするから」
と、母は話してくれた。
「それとこれから頻繁におまえに電話をするようにするから、本当にもう来なくていいかなネ」
と、念を押すように言っていた。

わたしは、その電話で母のわたしへの思いの深さを改めて知らされた。その母の深い思いに、母の見舞いに行くのをやめようと思っている。母の思いは深い。
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