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2018年05月05日11:46

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人を愛するということ

普段、私たちは気付かないけれど、私たちの日常は様々な愛から成り立っている。
親子愛
友情愛
同士愛
社内愛
近所愛
ネット愛

とびきり、思春期の、まだ異性との愛を知らない、同性との、秘めた甘酸っぱい感情は、輝かしい純粋な愛の感情だ。
一緒にいて心地好い、一緒に何かしたい、時間を共有したい、離れていると寂しい、また会いたくなる
それは友情を超えた人と人との結び付きだ。

ときに、欲求はもっと強くなり。
その人に触れたくなる。
気持ちの共有の次は身体の共有も欲しくなる。
そっと、愛しい人に触れてみたくなる。
手に触れてみたり、額に触れてみたり、その未知なる唇に触れてみたり。
拒絶されてもその欲求に抗えない。
どきどきしながら触れてみる。
相手はどうだろう。受け入れてくれるだろうか。
唇を重ねたとき、心地好く感じてくれるだろうか。
感じてくれたら、そっと抱きしめてみる、壊れないように。
相手はじっと目をつむってそれに応えてくれている。
抱きしめたまま、そっとソファーに倒れ込んでみる。
あなたの心も身体も今は自分だけのもの。
唇の次は、そっと耳元へ柔らかいキスを。
相手がふっと頬を赤らめる、恥ずかしいほど微細な変化だ。
このまま二人で、ひとつになって、ときを超えたい。

はかなく大切な時間はすぐ過ぎてしまう。
やがて異性との愛に目覚め、相手も自分も誰かのために生きなければいけなくなる。
それでも、そんな日々のなかで、
ふっとあの頃の感情が戻ってくるときがある。
そうしたら、ためらわず、連絡してみよう。
二人で会ってみよう。
またあの頃の日々にタイムスリップしてみよう。

そうして日々を生きていく。
愛にあふれている日々を
生きていく。

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