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2018年04月24日13:34

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艶姿ナミダ娘 小泉今日子

艶姿ナミダ娘 小泉今日子



昭和の歌番組でも、スタジオで録ったカラオケを
流す(歌手の意向で流させる)歌番組が多くあった。

観ている方も、カラオケを使ってくれた方が
下手なバンドの音よりもずっといいという人もいた。

俺はカラオケ流す 歌番組は興味がなかった。
それはタレントを歌の添え物としてしか観ていないかった証拠だと思う。

そう 歌謡曲 そのものを愛していて 歌手はそのおまけなのだ。
だから誰が何を歌おうが、まったく否定しなかった。

清純派がエロを歌ってもよいし、明菜が売野氏に軽く一度だけ
あいさつしただけ・・・と売野に暴露されても失礼な子とも思わない。

明菜が売野作品を好きでなかったのも、十分承知だし
嫌々歌っている不貞腐れた感じも、わたくしには たまらないご馳走なのである。

最近、youtubeはなぜだか初見のアイドル映像が乱舞しているが
このレッツゴーヤングの艶姿は、「伴奏が!」非常に優れていると思う。

この曲は非常に伴奏が難しいのは誰もが承知であろう。
速度が速く、メロディーが複雑で、テンポがとりにくい。

おまけに歌手が小泉である。。。
よけいどうにか なりそうである。

(案の定 この回でも出だしから音程ずらして出発である)
(くるぞくるぞ はずしてくるぞ ・・・ やっぱね!である)

この人は 紅白でも緊張しっぱなしで 大失態を何べんもやっているが
あがり症なのか何なのか あまちゃん紅白の時もひどかったよね。

学校の非常ベルを悪戯して押すような子にしては
無数のお客様の前で どこか小心なのである。

(それがまた 艶姿という歌を引き立てているのだが)

この回のこの曲のポイントは  ベースに流れるカットギターである。
チャキチャキと歌の主人公の心模様を見事に描いている。

レコードと違う 息切れ感がたまらない。

レコードの主人公は 相手に対して「不満爆発!」という感じだが
こちらは「私の思い違いかしら?」というふうに取れる。

この歌は 「いつも女を気遣って!ほっておかないで!」という趣旨だが
レッツゴーヤングバージョンは 「不安だわ,心変わりが・・・」という感じだ。

そしてシンセサイザーは1台だけ ストリングスを使っているのだ。
数多く 歌われた艶姿 そのなかでこのバージョンは最高傑作なのだ。

ボーカル以外は。


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