まだ4月だというのに暑い日が続きます。
このあいだまで寒い寒いと言ってたのに、この差はなんなんでしょう。
「丁度いい」というのは無いのでしょうかね。
そんな暑い春なので、熱帯夜にふさわしい作品を観ました。
この映画ベルリン映画祭の金熊賞を受賞したにもかかわらず、日本では
ロードショー公開が無かったそうです。
それもそのはず、「シティ・オブ・ゴッド」の製作陣が作った映画だと
いうことで、おのずとどんな傾向の作品かはわかるかと思います。
そうです。
とにかくやたらめったら残酷に人を殺します。
これは普通にエンタテインメントとしては成立しないと思われます。
一方、この映画の製作国であるブラジルでは大ヒットしたそうです。
お国柄というものは、本当によくわからないというか何というか…。
主人公が属する警察の特殊部隊(BOPE:ボッピ)は本当にカッコイイ
のですが、毎度この国の治安状況というか政治腐敗というか警察腐敗の
描写は「こりゃ本当かい!?」というほど酷い状況です。
こんな酷い状況で、警察も役に立たないのでは、この手の荒っぽい「軍隊」
がいてもおかしくわないわなぁ…と思えます。
BOPE入隊試験がとてつもなく凄惨です。
パワハラやらセクハラがかしましい世の中ですが、そんなもん「屁」です。
暑い夏に向かって体力を養わなくては…と痛感しましたw
2007年伯
☆☆1/2
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