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2018年04月17日07:20

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お茶のデモンストレーション

先生不在の折、箱根ガーデンでのお茶のデモンストレーションのお手伝いに行ってきました。

亭主は、きゃぴきゃぴのアメリカ人のローラさん。日本の綺麗で小さな小物が大好きで、子供のころからコレクションしていたそうですが、大人になってからもこれが高じてお茶道具を集めるようになり、それを見ていたご主人様が8年前のクリスマスに「お茶のお稽古費用、一年分」をプレゼントしてくださったのだそうです。なんと粋なギフトでしょう!

今日も、ご自分のすばらしいお道具やら軸、お干菓子持参でボランティアされていました。この純粋な気持ち、見習わなきゃ!と思いましたし、目の保養をさせてもらった感じです。

お客様は、こちらの私立中学の生徒さん20名。日本語クラスの8年生だそうです。みなさん「ありがとう。」「ごちそうさまでした。」と日本語で話してくれましたよ。お行儀も良くて、質問もたくさん出て、びっくりしました。

お茶が、大、大好きなローラさん、質問にも丁寧にこたえていました。日本人ではなく、アメリカ人が、きちんと着物を着て、茶の湯の良さを説明をし、なぜ今お茶にはまってしまったか、英語で聞くのは、中学生にとって得難い経験だったかもしれませんね。

私ですか、久々の着物姿で水屋で15碗分をしこしこ点てておりました。

久しぶりで藤が満開のお庭も、雨あがりの澄んだ空気も、すべてがリフレッシュ、とても楽しいデモンストレーションでした。

やはり、ボランティア、自分の時間や労力を無償で提供しますが、その分、大いに恵まれもするのだな、と今日も思いました。
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