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2018年04月15日16:58

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イワザクラ咲く舟伏山

4月10日

前日に鈴鹿の御池岳に登った後に岐阜県の道の駅で車中泊。
今日は舟伏山に登る。

何とか仕事の段取りをして2日間山に行こうと思った。
どこに行こうかヤマレコをチェックしていて見つけたのが舟伏山。
イワザクラで人気の山らしい。
そして特に今年は花が多くて見ごたえがあるとのこと。
日帰りで行くには遠いいが、鈴鹿の山とセットなら行けそうだ。

登山口に着く。
西コースと東コースがある。

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急遽決めた山なのでどっちから行こうかちゃんと決めていなかった。
登山口の地図を見ると西コースには展望台がある。
早朝のほうが眺めがいいかな。
西コースのほうが東コースよりも距離が短い。
地形図を確認すると、西コースのほうが急で、東コースのほうが緩やかそうだ。
急な登りは好きだが、急な下りは嫌いだ。
ということで、西コースから登り、東コースから下ることにした。

西コースは急で、ぬかるんでいて滑りやすい。ここは下りたくないな。
やっぱりこちらを登りにしてよかった。

展望台に着くが、大したことはなかった。

キョロキョロしながら登るがイワザクラらしき花は見当たらない。
東コースにあるのだろうか。

小舟伏山から舟伏山にかけての稜線歩きは気持ちいい。
木々の間から真っ白な山が見える。
能郷白山だ。
舟伏山は能郷白山の南にある山だ。

舟伏山山頂に着く。
誰もいない。
今日は晴れていて温かい。

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南側は開けていて展望はいいが、霞んでいる。
北側は木々で覆われていて展望はよくない。
だが、能郷白山、荒島岳の白い姿が望めた。
さらにその右に少しだけ見える高くて白い山は白山か別山だろう。

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東コースに下る。
登って来た人に「イワザクラは咲いていましたか?」と聞くと、「もう少し下のほうに咲いていましたよ。」
少し下って出会った人にも同じことを聞く。
もう少し下らしい。

「あっ、咲いている!」
下で声がした。
3人組のうちの女性だ。

下ってみると、登山道からちょっと入った岩の陰にピンクの花が咲いている。
これがイワザクラか。

花が咲いている場所に向かってしっかりと踏み跡があった。
そのあたり一帯にイワザクラがあっちこっちに咲いていた。
ハクサンコザクラを大きくしたような花だ。
ちょうど見頃の花が多い。

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登山道の反対側の岩場にも咲いていた。
岩の間に咲くからイワザクラと言うのだろう。

あっちこっちに咲いているイワザクラを一通り見た。
お目当てのイワザクラに出会えて嬉しかった。

岩陰に咲く花なので、下りだと見つけにくい。
ちょうど登って来た人が見つけてくれたからすぐわかった。
出会った方に感謝だ。

下って行くと、登って来る人みんなから「咲いていました?」と聞かれる。
皆気持ちは同じなのだ。
「咲いていましたよ。ちょうど見頃ですよ。」と言うとみんな喜んでくれる。

毎年のように登っている人の話だと今年は例年より10日以上早く咲いたらしい。
「他の花はまだなのにね。」

とは言え、いくつかの春の花が咲いていて、私は満足!

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桜峠に着くと、桜の花が咲いている。

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帰ってから調べたら、この桜は植えられたもので、根尾の薄墨桜の子孫だそうだ。
気品のある桜でちょうど満開だった。

お目当てのイワザクラと思いがけない薄墨桜を見られて大満足の山行になった。

さてさて帰りは下道多様で7時間以上のドライブになった。
雪と福寿草の御池岳、青空とイワザクラの舟伏山。
二つの趣の異なった山に登れた早春の山旅に感謝!!






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