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2018年04月13日21:04

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【ベーカム】商業漫画の終了のお知らせ

■漫画村が「漫画タウン」として復活か 「出版社の努力不足」主張に怒りの声
(しらべぇ - 04月13日 18:31)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=202&from=diary&id=5069931

まぁ漫画に限った事じゃないけど、
【商業ベースのコンテンツビジネスは終わりだよね】
少なくとも【日本国内では終わりだと思うよ】
だって【娯楽にお金を割ける程庶民の生活が潤っていないんだもん】


《貧富が広がり国民の7割がフリーライダーになる時代》

フリーライダーってのは立ち読みみたいに対価を払わないで利益を得ようとする人達の事ね。
じゃあ何故フリーライダーが出てくるのかって言うと、
それは【みんな金を持っていないからだよ】

使う金が無いけど娯楽を享受したいっていう需要がフリーライダーを生む、
だってお金があるなら態々フリーライダーになる必要無いじゃん。
お金払えばいいだけだし、
お金を持っているのに払わないなんて事は無いでしょ、
お金を払わない方法を探したり考えたりするのは面倒臭いし。

んで、これって
【貧しくなれば成程広がるし、国内はその傾向が続いてて未だに不況から抜け出す目処たたないのですよ】
だから景気がよくならない限りは
【フリーライダーはいなくならないし、仮にフリーライダーを撲滅出来たとしても収益は上がらない、だって消費者がお金がない問題は解決出来ていないからね】


《フリーライダーを根絶しても売上は上がらない》

コンテンツを今迄買っていた人は
【立ち読みでは満足出来なかった人達だ】
だから金を払ってコンテンツを自分の手元に於いておきたい願望があり、
そもそもフリーライダーの様にデータさえあればいいっていう人種とは違う人達だ。
だからフリーライダーを根絶しても【漫画の売上は上がることはない】
立ち読みしている人は本を買わないし、
その人を減らしても売上が上がらない事は分かりきっているからだ。


《コンテンツ産業全体の転換点》

だから僕は【漫画に限らずコンテンツ産業全体のビジネスモデルの転換期だとお思ってる】
ネット社会によるデータを誰もが立ち読み出来る時代になるとこれを取り締まるのは不可能だと断言出来るだろう。
これは日本だけではなく米国なんかでも同じ問題に直面し、
コンテンツ産業そのもののビジネスモデルの見直しが始まっている。

方法は幾つかあるけど、
【フリーライダーは放置させて、更にそれに関連した新しいハイエンドコンテンツを作る】

例えばAKBなんかは音楽っていうデータの価値を捨てて、
握手券っていう体験に価値を持ち出した。
これは握手会の体験はデータか出来ないので体験が欲しい奴は金を払わざる負えない。

例えば米国のプリンスっていうミュージシャンは
【新聞紙に自分のCDを無料でつけて配った】
これは俺の曲が気に入ったらLIVE聞きにこうよっていう広告としてデータである楽曲を利用した例だ。

こうゆう取り組みをしていかないとコンテンツ産業でお金設けは出来ないだろう。


《プロクリエイターの今後》

だから俺は今後プロ漫画とかプロミュージシャンっていう人達は激減すると思っている。
何故ならこれからは【データだけではお金儲けは出来ないから】
データはあくまで【集客する為の無料広告】となり、
そこから先にキャッシュポイントを考えないといけないからだ。
これは多分今後も変わる事が無いコンテンツビジネスの流れだと思う・

じゃあ漫画やアニメや音楽も激減するのか?
って言うとそれは多分【寧ろ増えていくと思う】
それは【みんな趣味でやる様になるから】
だから【プロの数が減る一方でアマチュアのレベルは滅茶苦茶上がると思うんだよね】
それと【出版社の立ち位置が今後変わる可能性が高いと思う】


例えばプロ漫画家が生まれる過程を考えてみると、
多分無料の漫画投稿サイトみたいな所で自分の作品を挙げる、
それを読んでこの人の漫画を読みたいっていう人がスポンサーになって宮廷画家の様にスポンサーにだけ漫画を書くようになる。
つまり漫画を【スポンサー集めの無料広告として使っている訳だ】
スポンサーに書く漫画の流出は金額を高く設定すれば防げるので問題ない。
スポンサーで10万も払っているコンテンツを無料で流そうとする人はいないでしょ?
週刊誌や単行本みたいに1000円未満の安いコンテンツ流出しても心傷まないけどね。

んで出版社は
【アマチュア漫画のコンテンツをアップするサイト運営やスポンサーとアマチュアをマッチングする役割に変わっていくんだと思う】
此等をやる人は必要だし、
スポンサー受け出来るコンテンツにする為のアドバイスをする役割の人は必要だしね。


《未来のコンテンツビジネス》

もう既にコンテンツ産業はこの流れになっているけど、
【大衆向けの物はどんどん無料化していく方向に進んでいくのですよ】
言い換えると、
【みんなが観る事前提の物からはお金を取れない時代になる】
って事。

だから【1000円以下の中途半端な値段のコンテンツだったらもう無料でいいんじゃね?】って流れになるしもう成っている。
漫画村はそういった流れから来ていると思うんだよね。
これは昨今のモノ作り産業の衰退ともリンクしていて、
【安いものを薄利多売で利益を稼ぐビジネスモデルは終わったんじゃないの?】
って感じてるのね。
だから経済格差同様に、
【嗜好品はどんどん値段が上がっていくし日常品や安いものはどんどん無料になっていく】
んだよね、確実に。
だって経済格差が既にその方向に進んでいるんだもん。
誰でも出来る単純労働の仕事が無くなって金ない人達が溢れているのは既に日本でも問題に成ってるじゃないですか。

だからエネルギーとか電話料金とか高速代とか、
そうゆうのも基本ただになってフリーライダーは当たり前の世の中になると思ってんだよね。
最低限の物にはお金を払わない時代になって、
代わりにお金を取るのには高品質な物を更に高い値段でお金を払う時代に成るんだと思う。


《総括》

まぁ後半は脱線したけど、
でもコンテンツビジネス観ていてもそうだし、
生活保護や年金なんかの流れを観ていてもそうなる確信はあるんだよね。

今の時代は誰でも漫画やアニメが観られる
映画も観れるしゲームも見れる
明日のご飯の心配をする必要もなければ
老後不安なんてものにも無縁の社会になる

貧富の格差は広がるけれどそれは悲観すべき事じゃなくて、
上が上がると当時に底辺層の底上げもされていく。
だから今迄お金を払っていた事が無料で利用出来るようになり、
全体的に下の人々も豊かになっていくと思う。

ただそうなると当然仕事がなくなる人がその人達を保護するベーシックインカムは必要になってくるし、
お金を儲けたい人はもっと頭使って金儲けをする必要が出てくるとは思うけどね
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