mixiユーザー(id:9460033)

2018年04月12日19:00

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鬼はもとより(青山 文平)

図書館で借りた一冊。

あらすじは
「どの藩の経済も傾いてきた寛延三年、藩札掛となった奥脇抄一郎は命を賭すにたる御勤めと確信。飢饉の際、藩が命ずる実体金に合わない多額の藩札刷り増しを拒み、藩札原版を抱え脱藩。江戸で、表向きは万年青売りの浪人、実はフリーの藩札コンサルタントとなった。各藩との仲介は三百石の旗本・深井藤兵衛。次第に、藩札による藩経済そのものを大本から立て直す仕法に至った矢先、東北の最貧小藩から依頼が…。剣は役に立たない時代、武家が穀潰しでなくなる方策とは?三年で赤貧の小藩に活気ある経済状況をもたらしうるか!」(アマゾンより)

奥脇抄一郎の指南の藩札を使った立て直し策の実行を指示していくのは藩の重役の一人。

「鬼になる」覚悟を持って進めていきます。

人に鬼といわれても藩のため信念を曲げずに実行していきます。

この本を読みながら、今の日本の政治や議員のことを思ってしまいました。

「鬼になる」覚悟を持って、何かを成し遂げようという気概を持った人は、はたしているのだろうか。

今の日本の情けなさを感じてしまいました。

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