「ところが、マッカー
ー率いる占領軍の高官たちがフリーメーソンだったので、戦後、彼らに加入を働きかけられてフリーメーソンに入った日本の要人がとても多かったんです。
戦後、最初の総理大臣
東久邇宮稔彦王(ひがしくにのみやなるひこおう)や衆議院議長の
星島二朗とかね。その筆頭が『鳩山一郎』さんです。
鳩山さんがなぜフリーメーソンに入ったかというと、当時政治家として圧倒的なカリスマ性があった
吉田茂さんと対抗したかったからです。
吉田茂さんはフリーメーソンではないんですよ。鳩山さんは戦前から文部大臣もやっていた政治家でした。
なので、敗戦後は公職追放になるかもしれない。それを回避するためにフリーメーソンに入ってマッカー
ーのご機嫌を取ろうとしたんです。それに、フリーメーソンの後ろ楯を得て、
吉田茂さんに対抗しようと思った」
「日本の政治のトップは、戦後フリーメーソンに吸収されてしまったのですね?」
「フリーメーソンのスローガンは『自由・平等・博愛』と翻訳されていました。フランスの3色国旗を意味するトリコロールの通称で有名な『青・赤・白』は、『自由・平等・博愛』を意味しています。
でも『博愛』の意味は『すべての人を平等に愛する』という意味ではないんです。英語で言う『フラタニティ』つまり、『仲間同士の友情』を指すんです。
外の人は関係ないんですよ。
だから今は『博愛』ではなく【友愛】という言葉で訳されている。鳩山さんの関係者が今も『友愛』という言葉をよく使っていますがこれもフリーメーソンの影響です」
続くモンミ
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