一気に暑くなったかと思ったら、またまた冬に逆戻り。
せっかく咲いた桜、この寒さで花見客も閑古鳥です。
この冬、寒い寒いと家に閉じこもっている最中に読んだ本の一つ
に、この「岳」(全18巻)をポツポツと読みました。
山が好きで好きで、結局山の住人になって山岳救助を仕事にして
いる主人公。
いや実際は仕事じゃなくて、たまたまそうなっているだけかも。
実際は歩荷などで生計をたてているので、ほぼ「山のフリーター」。
そんな人が実際に存在するのか、存在できるのかわかりませんが、
その主人公の三歩の言葉や表情にじんわりと泣かされます。
寒い冬の中、かじかむ手をさすりながら読んだので、冬山の寒さ
が現実のように感じることも手伝って、泣いて泣いて何度も本を
閉じてしまいました。
作者の石塚真一という人、この後、「Blue Giant」という作品も
出しているのですが、こちらもとても良い作品です。
まだほとんど読んでいないのですが、これもいつかは全巻揃えて
読んでみたいと思います。
ログインしてコメントを確認・投稿する