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2018年04月02日10:39

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仮面の兄妹|マージナルヒーローズ

【TRPG感想】
先日は自分がGMのマージナルヒーローズ(注1)でした。

キャンペーン第四回。
杏輝回後編。
前回、妹が誘拐された杏輝、力の意味を知る回です。

そろそろキャンペーンも折り返しなので、最終回に向けてNPCも登場してきました。
さて、、、あんまり先を考えずにその場で思いついた面白いことをやってるキャンペーンなのでうまく着地できるかな(苦笑)。

◆キャラクター紹介
■PC番号:1
名前(PL名):宇田川杏輝(ウダガワ・アキ)(青海)
性別/年齢/種族:男→女/14/人間
クラス:プリティ1/フォーチュン3/マジシャン2
ゲーム的特徴:
WEBキャラシーはこちら。
http://character-sheets.appspot.com/mar/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYsdKQkwEM

支援型の成長をしつつも、自分もちゃっかり攻撃できる構成。
とはいえアタッカーたちが順当に成長してるのでダメージは微々たるものだが。

今回はシーン1回の判定値下げとか面白いなものをとってきたので、段々PLのテクニカルな面が表に出てきた感じです。

ロール的特徴:
自動的にヒーローになってしまったがゆえに、無難な感じに生きてきた杏輝が「自分のために戦う」というシーンは痺れました。
感想戦でも言ってましたが、「やっと杏輝がわかってきた」というのは、キャンペーンやってるととても嬉しい台詞ですね。

まだ折り返しなのでもう一転ぐらいしてもいいですよ?(笑)

その他:
フィロスキャンペーンではおなじみになってきた青海さんです。
データの強さがまず目立ちますが、真骨頂は複雑なキャラクター造詣と納得させる設定力だと思います。
その結果、ご本人曰くスロースターターになってしまってるのかなー、なんて。
PCがなじむまでに時間がかかるのはよくある話なので、別にいいと思いますけどねー。
引き続きよろしくお願いします。

■PC番号:2
名前(PL名):立向謳歌(タチムカイ・オウカ)(鶏坊)
性別/年齢/種族:男/14/人間
クラス:ベルトアーマー1/オーラアーツ3/ヴァリアスライフ2
ゲーム的特徴:
http://character-sheets.appspot.com/mar/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY-Yi8kAEM

ちょこちょことリビルドして固定値をアップ。
あと、FPの高さを活かしてカバーキャラになりました。
元から攻撃力高かったのに、防御力まで手に入れてますます強く……。

ロール的特徴:
TRPG初心者と自称する割にはロールプレイにとても気を遣う方。
フィロスの周りにはあんまりいない動画勢の特徴なのかなー?
おかげで肝心なシーンに参加できず、結果的に面白いシーンになったり、とてもいい台詞を吐いたり(笑)。
ロールプレイの因果関係がしっかりしてるので、GMやっていてとても面白いです。

今は戦闘するときには本能に任せるバーサーカーとなりますが、カバーアップを覚えたり、段々と「力の使い方」を覚えてきたのかな?
次回以降も進化に期待です。

その他:
はい、キャンペーン初参加の鶏坊さんです。
青海さんほどではないですが、データと設定を絡めるのが好きなタイプ。
多分バーサーカー設定からカバーアップ取得とかは何か考えてるのかな?
ネタがあったらこっそりGMに教えてくれるとシナリオに絡められるので助かります!

■PC番号:3
名前(PL名):法花望(ノリハナ・ノゾミ)/スペリオルアルケミスト・ノノ(TS)
性別/年齢/種族:女/不明/人間?
クラス:プラトゥーン5/エンシェント1
ゲーム的特徴:
https://character-sheets.appspot.com/mar/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYyojNkwEM

「プラトゥーンは一本延ばしが強いんですよ」とは本人の談。
まぁ、《ハイライト》系特技を取った方が強いし否定はしない。
今回も《ハイライト》を増やしてゴーレムの種類を増やしてました。

ただ、TSさんの真骨頂はデータに現れない「シナリオの先読み」という戦略的な力だと思う(笑)。
フィロスと付き合い長いおかげで、いつもドキドキハラハラします。
まぁ、それを逆手にとったりもしてるので、単純に先読みだけさせるような真似はさせませんけどね?(笑)

ロール的特徴:
保護者的ポジションなのと、今回はシナリオ直前にあるネタを思いついてしまったので、ちょっと強引な導入ですいませんでした(苦笑)。
でも、多分次か次の次あたりできっと今回まいた種が面白くなってきてくれると思うので、少しだけ待っていてください。

今回は悩める若者をきちんとフォローしてくれて助かりました。
ボスとの問答とか、ピースへのアドバイスとかは、本当にかっこいいのでGM的にとても助かります。

その他:
フィロスのキャンペーンおなじみのTSさんです。
ほんと、フィロスの思考をトレースするのが上手くて困ります。
ここまでトレースされると逆に面白くて嬉しいですね。

油断すると「脳内当てを前提としたギミック」とか仕込みたくなってきますが、そういうのはキャンペーンじゃないほうがいいでしょうねぇ。

◆粗筋
■前回までの粗筋
普通の中学二年生、謳歌は幼馴染の草壁明が巻き込まれた事件をきっかけに伝説のヒーロー「マイティマスク」の力を受け継ぐ。

名前を封印された獣の力を受け継いだ新人ヒーローのキッド/謳歌。
先祖代々ヒーローの血脈を受け継ぐピース/杏輝。
ゴーレムを使う異端の戦隊、ノノ/望先生。

3人が通う大嵐中学校が突然戦闘員に包囲された。
「優秀な生徒はそれなりの待遇をうけるべき」という怪人の指示で、杏輝の妹の宏美を含む生徒たちが連れ去られる。
3人は学校内を姿を隠しながら探索し、怪人たちを発見、これを退ける。

しかし、突然現れたもう一人の怪人サタニスに宏美と明が拉致されてしまう。
学校は解放された。しかし、宏美と明は戻ってこなかった……というところで今回のシナリオに続く!

■オープニング
事件のあった学校は当然少し休校。
杏輝は、宏美を助けられなかった自分に悩むが、両親から「ヒーローとしての力に悩むなら、実家を頼るといい」とアドバイスをもらう。

杏輝「その場にいたのに、宏美ちゃんを助けられなくてごめんね」
母親「あなたは過去の記憶があるから達観してる部分もあるけど、まだまだ子供なのだから、親や友達を頼っていいのよ」

とか開始から重いロールプレイですが、PLたちはテンション上がってます(笑)。

謳歌は厳さんと走り込み。
厳さんだって娘が行方不明になってるんですが、まぁ、この人マイティマスクですから。

厳「今お前がすることはなんだ?」
謳歌「明を助けることです」
厳「お前は一人で戦っているわけではない。仲間が困っていたら、それを助けてやれ」
謳歌「はい!」

ノノはブレードから、「サタニスというのは、公開されていないはずの恐怖の大王の名前だ」と告げられます。
そして、当時大王を調査していた調査型のヒーロー「鑑識真太郎」に会ってきて話を聞いてほしいと依頼されます。

ノノの中の人「……あれ、これわたしはどうやって合流するの?」
GM「ご都合主義で申し訳ないのですが、鑑識さんの研究所の場所と杏輝のおばあちゃんの実家を同じ地方にさせてもらいました」
ノノの中の人「あ、それなら一緒に行けるわね」

移動や宿泊先の経費でブレードとノノが軽く茶番をして笑えたのですが、紙幅の関係で省略(笑)。
あと旅立とうと決意した杏輝のところに謳歌が迎えに来るシーンもぐっとくるシーンだったのですが、紙幅の関係で省略。

■ミドル
東北地方のとある地方都市に到着した3人。

今回はそんなに凝ったギミックは用意せず、サンプルシナリオのような調査項目を並べて判定していくもの。
あえてあげるなら一つだけ。

GM「各調査シーンで、『ヒーローの姿』で出るか『普段の姿』で出るかを明言してください」
GM「それによって、シーン中で発生するイベントが変わる可能性があります」

これは面白さを期待した調査ギミックというわけではなく、今回のシナリオを書いていて必然的にそうなってしまったのだ。
ヒーローと普段の姿という二面性を持つPCたち。
それはそのままキャンペーンのテーマでもある「仮面」に通じるわけだが、まさかシナリオがこんな構造になるとはなぁ。

多少悩みつつも「行けばわかるさ」と調査を開始する一行。

まずは宇田川の実家で過去の手記から「宇田川一族の住む、唄川村(注2)」の存在を知る杏輝と謳歌。

望先生も予定通り鑑識さんの研究所に。
入口で突然幸運判定をもちかけられクリティカル。
GMがひとしきり悩んだ後に

GM「よし、では、入口の門を入ろうとまがった瞬間、誰かと正面衝突します」
望先生「へ? それはぶつかって倒れるかな。いった〜い、いったいどこに目つけてんのよ!」
GM「倒れそうになる望先生を相手がとっさに背中を支えてくれます。えっと、イケメンですね」
望先生「???」
イケメン「すいません。大丈夫ですか? ちょっと急いでいて」
望先生「あ、いえ、えっと、大丈夫です」
イケメン「それはよかった。では、失礼します」
GM「そういいながら、イケメンはそそくさと急いで立ち去ってしまいます」
望先生「……なんだったのかしら?」
GM「クリティカルなんて出さなければただすれ違うだけだったのに(苦笑)」

?マークの浮かぶPLたちに苦笑いするGM。
いや、あれはちょっと強引で申し訳ない(苦笑)。
その後鑑識さんに会い、彼が強力なサイコメトラーだと判明。
「サタニスと握手した手」からサタニスの情報を読み取ってもらうと「マイティへの強い憎しみ」が感じられることがわかりました。
ちなみに、彼の過去の調査でサタニスは「世界への憎しみ」を持っていたので、ブレードとマイティに倒されたことからマイティへの憎しみが増えた、と望先生と推理してました。

二巡目、唄川村で話をきこうと役場に行くピース。
ちなみに、ここではピースが有名らしいと読んで、ピースの姿の方が住民が心を許してくれるのでは、という予測で変身してます。

役場に足を踏み入れると、そこに宏美が。
愕然とするピース、宏美も困惑した顔をして「ピースがなんでここにいるんですか?」と。
宏美と話そうとするピースの前に、研究所で望とぶつかったイケメンが登場。

ピース「なんで、、、その子がここにいるんですか?」
イケメン「彼女自身が知りたがったから、さ」
ピース「一体何を?」
何かを喋ろうとした宏美の方にイケメンがとんと肩を置き、先に割り込みます。
イケメン「それは、君と同じじゃないかな?」

ピースが構えようとすると、先手を取るようにイケメンが
イケメン「ここで戦うと、君が知りたいことがわからなくなるんじゃないかな?」
ピース「っ……まだその子に危害は加える気はないってこと?」
イケメン「(イケボ)元々彼女に危害を加えるつもりはないよ」
ここで突然彼の声が、なめるような厭らしい声に変わります。
イケメン「(サタニスの声)目的はぁ、彼女ではないからねぇ」

宏美が洗脳されたり操られたりしていないことはわかりましたが、宏美を取り戻すことはできず。
むしろ宏美が近くにいることで焦燥感が高まってきました。

あ、ちなみに謳歌は実はシーンに登場する宣言はしてたんですが「役場の外を見張ってます」と宣言したのでこのシーンは一切見られませんでした。
でも、謳歌が見張っていたおかげで「入口から出たはずなのに、外からは目撃できなかった」ことがわかり、やはりサタニスには瞬間移動系の能力があることを確信する一行。

敵と宏美の登場で危機感を覚えた一行は合流。

役場や図書館の調査で、ピースが記録がある限り古くからいること、
唄川村にははるか昔から卑異州(ひいす)神社という場所があることがわかります。

ヒーローの姿で3人が神社に行くと御神体の鏡からずいぶんときさくな「神様」の声が。

??「ほう、今生のピースはなかなか面白い恰好をしておるのぅ」
ノノ「あなたは一体誰?」
ピース「あなたもピースだったんですか?」
卑弥呼「わらわ? わらわは卑弥呼だよ(注3)。そして神様から力をもらった『最初のピース』でもある」
3人「卑弥呼?!?!」

・少し前にイケメンとかわいい娘が来たが、ピースの力がないから話しかけなかった。
・(現代で言う)ヒーローの力は「未来を知る」「過去を知る」「今を変える」の3つが源流。
・ピースの力は本来「未来を知る力」。
・未来にこの力が必要になりそうだったので、継承されるようにした(初代ピース=卑弥呼が)。

卑弥呼「わらわは未来のためと思ってこの力を残したが、それで困っているものがいるようじゃな」
卑弥呼「それなら、その力を捨てたって構わないのじゃよ」
ピース「?!」

・ピースの力は1人にしか受け継がれない。
・ただ本人が望めば、力を消滅させることができる。
・資格(血脈)を持っていて、今のピースが望めば譲ることもできる。

卑弥呼「今まで何人かのピースがわらわを訪ねてきて、このことは伝えた」
卑弥呼「ただ、今もピースが続いているということは、過去のピースは1人もそれを選択しなかったようじゃがな」
卑弥呼「今の時代には、ずいぶん力を持つものが増えたようだし、無理におぬしが頑張ることはないんじゃない?」
ピース「……」
ノノ「ピース、あなたは力についてどう思ってるの?」
ピース「……必要な力だとは、思ってます。でも、突然もらったものだし、心の準備なんてできなかったし、今までやるしかないって思ってたし……」
ピース「力を消す気はないけど、自分が一番ふさわしいのかってのは……悩みます」
ノノ「あなたがどうしたいか決めなさい。わたしはそれをフォローするわ」
キッド「俺も、杏輝を助けるよ」

一通り話したところで、ノノさんのJOIN(注4)に匿名の連絡が。
座標を指定して、そこで宏美が待っている、とのことです。

■クライマックス
指定された場所、ピースの始まりの場所と言われる野原に行く一行。
そこには宏美が1人待っていました。

宏美「アキ君なんだよね?」
ピース「今まで隠してきたけど……そうだよ。僕がピースなんだ」
宏美「それはわたしのためなの?」
ピース「危険なことに巻き込みたくなかったんだ」
宏美「あの人が言ってた。ここってピースが始まった場所なんだって、だから」

宏美を黒い奈落の力が包み、黒いピース、ダークピースに変身します。

ダークピース「だから、ピースを終わらせるにはちょうどいい場所だよね!」
ダークピース「杏輝君がずっと苦しんでたのなら、ここでその苦しみを終わらせよう?」
ピース「終わらせることを僕が望まないって言ったら? ヒロちゃんはどうするの?」
ダークピース「杏輝君が苦しむようなの、見てられないよ!」
ピース「僕がその苦しみを背負いたいって言ったら?」
ダークピース「そんな杏輝君にずっと背負わせてた自分を許せないよ!!」
ピース「僕も、お父さんもお母さんもヒロちゃんには伝えなかった……ヒロちゃんがそんな風に思うなんて考えられなかった」
ピース「そこはごめん」
ピース「でも……『誰か』にそそのかされてるヒロちゃんのことは止めなきゃって思う!」

戦闘開始です!
あ、ちなみに宏美ちゃんの中にピースの力は「資格」しかなかったので、ダークピースの力はイケメンからもらったものです。
ノノやキッドがピースを擁護しますが、今の彼女の耳には入りませんでした。

ダークピースは1人にも関わらず、ピースと同じクリティカル型。
華麗に舞いながら、PCたちに着実にダメージを重ねていきます。
……とはいえ、元々支援型のピース。奈落の力でもたかがしれます。
ノノのゴーレム、謳歌の爪で倒されてしまいます。
倒れて変身が解ける宏美。

宏美「アキ君は……強いね」
ピース「強くなんかないよ。……逃げるのが嫌なだけ」
宏美「アキ君はなんのために戦ってるの? 捨てようと思えば力を捨てられるのに……平和のため?」
ピース「まだ世界とかよくわかんないよ。ヒロちゃんやお父さんお母さん、自分の周りの人たちを守るため、自分のためだよ」
宏美「そっか……」

宏美が気絶した瞬間、その胸から黒い腕が出てきます。
それはダークピースのシルエットをとりつつ、黒い黒い影のような存在。

ピースの影「わたしは、ピースの中の黒い感情、苦しみ、悲しみ、痛み、怒り……」
ピースの影「ピースには、良い記憶だけではない……」

そしていつの間にか野原の隅に登場しているサタニス。

サタニス「それは宇田川宏美の中にあったピースの因子から抽出した力」
サタニス「過去のピースたちの呪われた感情、自分自身に倒されるがいい、ピぃースぅ」

説明だけして消えるサタニス。
このヴィランは本当に説明が好きですね!(笑)
ゲーム的にはボスのFPがなくなってブレイクの演出なのですが、ずいぶん長くなりました(笑)。

ピースの影「この呪いは、もう繰り返してはならない……」
ノノ「意識はほとんどないロボットみたいなものかしら。やっと殴りやすくなったわね」
キッド「え、さっき思い切り……そ、そうですね!!」
ピースの影「おおお」
ピース「可哀想。歪められた過去のわたしたちになんて、負けない!」

ブレイクした瞬間、HFを何枚も重ねてシーン全体に強力な攻撃を放つ影。
それでPC側も全員ブレイク状態。
基本戦術は変わらないのですが、ブレイクして回復できなくなってHP上限も減って、一気に緊張感が増します。
少しハラハラしましたが……。

キッド「もうHFないから素殴りで!」
GM「ぐぐうう、おおお、奇跡的に残った!」
ノノ「あと一撃、ね。……ピース、ひとつ相談があるの」
ピース「?」
ノノ「今回わたし、ハンドアウトで《ミラクルフェイト》もらってるの。これを使えば、宏美ちゃんの記憶を消すこともできると思うわ」
GM「まぁ、できるだろうね」
ノノ「《レインボースクリュー》的に使えば、ここでボスを倒すこともできるわ。でも、そしたら宏美ちゃんの記憶は消せない」
ピース「……記憶は残して欲しい、です。家族で知らないの1人だけにしちゃってたのはやっぱり可哀想だったし、今回の事件は結果的にちょうどいいかなって」
ノノ「わかったわ」
GM「じゃあ、《レインボースクリュー》でボスはたおされ……」
ノノ「《ダブルアクセル》にするわ」
GM「へ?」
ノノ「ピース、あなたが過去のピースにちゃんとケリをつけなさい。《ミラクルフェイト》を《ダブルアクセス》として使ってピースを未行動にする!」
ピース「はい!」

ノノがヒーローの力をピースに注ぎ込むと、ピースはそれに自分の力を込めて、得意のサンダージャベリンを放つ!
それは影の胸を貫き、影は霧散して消えていきます。

影「お前も、いつか、黒い感情に、のまれる、のだぞ」
ピース「わたしもあなたたちみたいな気持ちになることはあります」
ピース「でも!」
ピース「力を使う目的は、最初の気持ちは、あなたたちのような気持ちじゃなかったはず。だから、歪められたあなたたちを断ちます!」

■エンディング
まず望先生のシーン。
鑑識さんの研究所で「イケメンに支えられた背中」をサイコメトリーしてもらう望先生。
そこで「ヒーローアライアンスの本部」が見えました。
そして同時に「ノノのJOINに匿名の連絡」があったことから「アライアンスの中に、技術に詳しいものに、裏切り者がいるのかも」と次回の伏線まいて終了。

次は謳歌のシーン。
明は結局見つからず。
謳歌は、宏美さんからハンカチを借りてきて、鑑識さんにサイコメトリーしてもらって明がどこにいるのかを調べてもらうようお願いをします。
結果は次のシナリオ、ということにしました。

そして最後のシーン。
役場のベッドを借りて寝ている宏美が起きるところ。
隣で起きるのを待っていた杏輝。

杏輝「気にかけてくれて、ありがとう」
宏美「……アキ君は、本当にこれからも戦い続けるの?」
杏輝「力があったからヒロちゃんに心配かけたけど、力があったからヒロちゃんを助けることもできたんだ」
杏輝「これからはヒロちゃんにもっと心配かけちゃうかもしれないけど、協力してくれる?」
宏美「お兄ちゃんがヒーローなんて、応援しないわけないじゃない」

といったところで今回のシナリオはおしまい(注5)です。


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