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2018年04月01日22:06

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展示会

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春のえびね展に行ってきました

といってもエビネの販売業者は4店舗で後は東洋蘭と山野草

エビネとは根っ子に球根状のバルブが長く連なりそこから蘭の根を伸ばした姿が
海老に似ているから付けられた名前

地域変種が多く、さらに地域変種同士の交配を重ね
派手で大きな花を作り出され自然のものとは完全にかけ離れた世界を作り魅力のない蘭になってしまった残念な種類

東京ドームでもエビネ販売のブースだけは閑散としていた

原種は非常に魅力的なのにと思いながら今回もスルー
ただその鹿児島の有名なエビネ取扱いのところで特価の寒蘭値札の半額の文字
残り僅かであと4つのみ

寒蘭とは、紀伊半島、四国、九州に自生しているが現在は自生地でもほとんど見つかることのない野生の蘭、実生での培養も最近ようやく可能になったところで未だに高値で取引されるシンビジュームの種類で芳醇な香りがありマニアも多い

値札1,500円が3つと1,000円が1つ
寒蘭は普段こんな値段でおいてあることは無いから育てようとも思わなかったが、半額で500円なら育ててもいいかなと購入を決めて会計すると「残りも持っていってよ」と
全部でまとめて500円

仕方なく持ち帰り

阿波園さんのブースでは、セッコクの名無しを3つで1,500円
毎年ドームでもセッコクを販売するが持ち帰った時に名札がなくなっているようなものを
この場所で安く捌いているらしい
以前より緑系の色を探していたが今回は名前無しで3つ購入

そのうち写真からどの名前か探してみたい

そして持ち帰り品の植えつけ
まずは洋らん名ではシンビジューム カンラン
東洋蘭の先人達は怒り心頭になりそうな植え方
ぅん万円もする飾り鉢に何十万円もするような寒蘭を育てている人は考えもしないだろうがペットボトル植え

アメリカの蘭愛好家は、合理的で加工しやすいペットボトルをよく使う
まず上を切り取り、切り込みを入れて熱で曲げて強度と抑えを作る
そして熱した鉄のさい箸で水抜きの穴を作る
針金で吊り下げのための穴も開ける

鉢の中が裸では恥ずかしいので内側に杉皮を入れて上のペットボトルを折り曲げた抑えで固定、4つの株を4隅にセットして底に炭、そして大きめの軽石、バーク、杉皮の細かくしたもの、肥料としてモルコートをパラパラと入れて、そこに鹿沼土、軽石、バーク、鹿沼土を順番に追加していきバルブの頭が少し隠れる位まで入れて、吊り下げ用の針金で止めて完成

続いてセッコク緑花を3種
以前釣りに行った時に海岸で手に入れ、塩抜きした流木に乗せ、麻縄で括りつけ完成

流木につけると管理が楽で寒さにも強くなる
乾燥に強いが最初は着生するまでは水苔の力を借りるが2年で水苔が腐り取り除く頃には
流木に根を這わせている

そんな春の1日

チューリップや苺の花が満開だが蘭以外の写真はない

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猫まだ寝てる
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