国指定難病「特発性大腿骨頭壊死症」とは……。

坂口憲二、芸能活動を無期限休止「感謝しかありません」【コメント全文】
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=5052002
俳優として人気を集めてきた坂口憲二が芸能活動を無期限に休止ですか。3年ほど前から右股関節の痛みを訴え仕事をセーブしていたとのことで、この度発表された自身のコメントで病名を国の指定難病である「特発性大腿骨頭壊死症」と公表し、現在の所属事務所であるケイダッシュは5月末をもって退社するとか。プロレスラーの坂口征二を父に持ち、スポーツ万能なイメージがあるので、こう言う人も難病に冒されるのかと、まず感じました。
「大腿骨頭の一部が血流の低下により壊死（血が通わなくなって骨組織が死んだ状態）に陥った状態」を特発性大腿骨頭壊死症と言うのだそうですが、骨壊死の発生と発症には時間的に差があり、骨壊死に陥った部分が潰れることで痛みが出現するため、壊死の範囲の大小によって痛みの出方も変わってくるようです。ステロイド系薬品の他、アルコール類も危険因子となるとされるのだそうです。
約3年前から体調を崩し、手術を受け、症状は以前よりも軽減されたとある一方、「いつまた悪くなるかわからない状態でいざ仕事となったときに自分の力をセーブしながら続けるのも困難だと考え、」無期限の芸能活動休止に至ったのだそうですが、朗読やラジオドラマなど身体を使わずに済むフィールドもありますが、身体を駆使すると言う点では演技者たる俳優の世界もアスリートと同じと言えるように思いますね。
当面は、「治療に専念してしっかり体調を戻してから、自分のできることをやっていきたい」としていて、その上で「それが表現の世界なのか、また全く違った世界なのかは、今現在はわかりません…」としており、このまま現役引退となる可能性に“含みを持たせる”内容とも読み取れますね。
治療を続けることになるようですが、無理をせず、じっくり治して欲しいものだと思います。