先日の告白という日記の続き

中2で好きになった人に、詩やら手紙を送り続けた私。

気持ちを伝えてしまったもんだから、恥ずかしくて
それまでものすごく仲良かったのに、話せなくなってしまった。

中2の時に、彼は「北高に行く」と言ってたもんだから
私も北高に行くんだと、必死で勉強しました。
絶対無理、論外だと言われ、特攻隊だとまで言われましたが、奇跡的に合格しました。

でも、ふたを開けてみると、彼は東高に合格という。

ま、中2の時の話だったので、変わりますよね。
確認したかったけど、できなくて、その情報だけを頼りにしてました。

高校になっても、手紙送り続けて。

高校2年の時に、「卒業式に、〇〇公園で待ってる」みたいな手紙を送りました。

高校3年になり、親から予備校をすすめられて、
イヤイヤ見学に行ったら、彼がいまして。
「うん、行くわ」と、予備校に行くこと即決。

そして、彼が神戸大学を狙っているという情報をゲット。

これは、神戸にある大学に行くしかない。
神戸大学は絶対無理なので、何でもいいから、神戸の大学や！
とりあえず、地元の私立大学よりも良いところを目ざさねば
行かせてもらえないと思い、必死で勉強しました。

受験直前、阪神淡路大震災。

でも、私は受けた。
多分、受験者が激減したんだと思う。
絶対無理、論外と言われてた、第一志望の大学に合格した。

で、ふたを開けてみると、彼は九州大学に合格という。


そして迎えた、自分たちの高校卒業の日。
約束（勝手に一方的な約束だけど）、覚えててくれてるだろうかと、
卒業式終わって、余韻に浸ることなく公園に直行。
そういえば、時間指定すること忘れてた。
でもまあ、待ってようと、待つこと4時間。

彼は来んかった(笑)。

でも、その日の夜、彼から家に電話がかかってきた。
ドキドキしながら出てみると、
「卒業式のあと、部活の集まりがあって、公園に行けなかった、ごめん」って。

1年半前のこと、ちゃんと覚えててくれたんです。
嬉しくて、涙出ました。

そして、5年に及ぶ片思いが実った訳です。


学校が福岡と神戸という遠距離で、文通しました。
5年間、ほとんどしゃべってないので、
もう「彼はこういうステキな人なんだ」って、勝手に決めつけてました。
妄想が膨らむというやつですね。
でも、5年の間に、彼は変わってたようで。

福岡に遊びに行ったとき、スペースワールドに行く予定だったのに、
「家にいこっか」となって、訪問。
そしたら、襲いかかってきたため、「いや、結婚するまでは！」って言ったら
「家に来たってことは、良いってことやろ」って言われて、
5年の恋が一瞬で冷めてしまいました。

すぐ家を飛び出して、よく分からない道を走って、
どうやって神戸まで戻ったか忘れましたが、神戸に戻りました。

片思いが長すぎると、気持ちだけがどんどん膨らんでしまうってことを学びました。

でも、遠い約束を覚えててくれたことは、とても嬉しかったです。

あと、彼のおかげで、私は高校と大学に行けたようなものなので、感謝してます。



「20歳になったらこの日、この場所に集まろう」 → 「小学校の同窓会、誰も来んかった」　せつなすぎると話題
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