一手、一手詰めていく

弁護士さんが祖母の財産の保全申し立てをしてくれた。資料が届くので、家裁で裁判官との面接の前に目を通しておかないと。
さて、この保全申し立てにより、こっちが弁護士をつけて裁判沙汰、警察沙汰にしていることがあっちに伝わるだろうね。

さあ。

戦争を始めようか。
俺を殺そうとしたんだ。
許さねえからな。
撃っていいのは、撃たれる覚悟のあるやつだけだ。この台詞は素晴らしいなホント。

あっちは犯罪しまくりで後ろ暗い事だらけだが、俺は何にも後ろ暗い事はない。
犯罪なんてひとっつもしてないから、あいつらの不都合な事を全部裁判官と警察にバラす。あと税務署ね。

出来ればあっちが電話なりかけてきて脅迫の一つでもしてくれりゃ、父の遺したボイスレコーダーで録音するんだけどな。
性能いいレコーダーなんで、常日頃持ち歩いてるんだが、今のところ活躍の場が無い。
俺がやろうとしてることは日本の法律に則り、正しく祖母の身と財産を守りたいだけ。国がこれを拒む理由はない。真っ当に裁判所が選んだ後見人に管理してほしいだけなんでね。
あいつらは自分たちが好き勝手に祖母の財産を荒らしたいだけの犯罪者。
裁判所と警察と国はどちらを支持するかな?

保全申し立てにより、あいつらは祖母の財産をこれ以上あれこれできなくなる。
次の一手は成年後見人が立ち、あいつらの持つ祖母の財産の没収。
その次は警察が事情聴取のために叔父と叔母を警察署へ連行。社長とその女房の会社にも警察が踏み込む。
さらに次の一手は税務署が社長の資産のチェックに入る。
そこからの一手は裁判所で奴等の有印私文書偽造を証明してマンションと祖母の家と土地を祖母名義に戻す。
次はやつらに俺に対する背任、脅迫、自殺教唆を問う。

最後に、詐欺宗教法人『平○寺』の関与と、父に対する過失致死を問う。
やつらは祖母の財産を奪うために、相続人である俺の父を殺した。

必ず潰す。