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2018年03月19日08:51

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ママと子どもにとって、こんなに怖いタバコの煙 & 禁煙はこう進めよう!(1)

http://women.benesse.ne.jp/healthcare/pc/static/calendar/calendar31_01.html

タバコって、どうして怖いの? なにが悪いの?

タバコの煙には、PM2.5と有毒ガス、およそ70種類の発がん性物質が含まれている

最近、大気中のPM2.5のことがよく話題になりますが、PM2.5とは2.5マイクロメートル以下の微粒子のこと。スギ花粉よりも小さく、吸い込むと上気道で除去できず、肺の最深部(肺胞)まで到達して炎症を起こします。
実はタバコの煙はこのPM2.5のかたまりで、タバコの煙が充満する室内では、濃度が370マイクログラム/立方メートルにも達します。この数値は、緊急事態に相当するレベルで、環境省が定める環境基準では1日平均で35マイクログラム/立方メートル以下が望ましいとされています。
またタバコの煙には、カドミウムなどの重金属、放射性物質であるポロニウム-210、ホルムアルデヒド、ベンゼン、アンモニアなどのガス成分、ヒ素や約70種類の発がん性物質が含まれます。さらには有毒なガス状成分として、一酸化炭素も高い濃度で含まれます。
家族や子どもの健康を考えて、良質な水や食材を選んで食事を作っていても、受動喫煙によるタバコの煙を吸ってしまうと、一瞬にして上記の有毒物質を体に取り込んでしまうのです。

実は、喫煙者が吐き出す息にも“毒ガス”が大量に含まれている!

実は、喫煙者が吐き出す息にも “毒ガス”が大量に含まれている!
タバコの先から出る煙(副流煙)による受動喫煙が体に悪いことはよく知られていますが、実は、喫煙者が吐き出した息(呼気)にも大量の有害物質が含まれているのです。呼気の中の有害物質は、吸った後1時間以上経っても排出され、周囲の空気を汚染します。タバコを吸った後の人のことを“歩く毒ガス発生装置”“赤ちゃんをあやす毒ガス発生装置”などとたとえると、患者さんにもタバコの危険性のイメージが伝わるようです。「それはまずいなあ、早く禁煙しなくちゃ」と皆さんおっしゃいます。
また、タバコや衣服についたタバコの臭いにも注意が必要で、臭いの元は、粒子状物質が発するガス状成分です。これは「残留タバコ成分(3次喫煙)」と呼ばれ、気管支ぜんそくのある人などは発作の原因になります。

換気扇の下やベランダで吸っていれば大丈夫でしょ?

換気扇を回しても、ベランダ・個室で吸っても、煙は家の中に広がる

まず換気扇ですが、タバコの煙はすべて換気扇で換気されるわけではなく、リビングなどへ拡散します。カレーを作るときに換気扇を回しても、部屋中に匂いが広がることでもわかります。


またベランダですが、サッシは閉まっていても、レールとサッシのすき間から煙は部屋の中に入ってきます。「隣人がベランダで吸っているので煙が流れてきて臭い」というクレームがよくありますが、窓が閉まっていても隣家の煙が部屋の中に入ってくるから臭いのです。
では個室なら大丈夫かというとそうではなく、窓を開ければ風に乗って他の部屋に煙は拡散しますし、締め切った部屋でも扉やふすまのすき間から煙は拡散していきます。
妊娠中の女性や子どもがいる家庭では、「喫煙をしない・させない」ことでしか、家族への受動喫煙の害を防ぐ対策はありません。


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