『働きマン』
原作漫画版:2004年
原作:安野モヨコ
モーニング連載当時、読んでいた。
でも、読み飛ばしていた。
今回、業務上の都合により、全4巻を読破。
こんなに面白かったなんて!!!!
かなり衝撃。
特に第一話。
いや、それからもずっと。
おじさん向け週刊誌の編集者の女性が主人公。
重版出来!の新入社員とは違い、28歳でバリバリ仕事している。
毎回お話の密度がすごい。
ただし
後半はちょっとトーンダウンしている。
彼氏と別れて、なんか適当な男とくっついたり、
そもそも主人公が3コマくらいしか出てない回があったりして、
ネタ切れだろうか?と思わされる。
主人公が出世してるのに、誰も気にしないとか、
もっと葛藤があってもいいはずなのに。
そして全4巻なのに、最終回が、最終回ではない。
作者の体調不良で、休載しているらしい。
でも、休載が2008年なので、それからもう10年経過してしまっている。
リアルタイムじゃないと意味のないストーリーなので、
今更もう続きを描くとしても、後日談になってしまうので、
おそらく最終回はもう描かないだろう。
ストップ!! ひばりくん!も27年越しでラスト5ページが加筆されたが、
オチもなく綺麗なラストとは言い難かった。
重版出来!ドラマ版はラストに向かって盛り上がっていったのに対し、
今作は頭の方が出来がよく、非常に残念。
☆☆☆☆★
ちゃんと完結していないので、本来なら3つで十分。
でも、作品の持つパワーは圧倒的。
ログインしてコメントを確認・投稿する