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2018年03月10日20:22

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思い出のままのほうが・・・

レトロゲーをクリアしてみようのコーナー。

今回プレイしたのは、PCエンジンソフト「どらごんEGG!」です。
メサイヤから発売された、横スクロールのアクションゲーム。

さて、この作品、実は僕が子供のころから「いつかプレイしたい!」と思い続けていたゲームでした。
それは、当時のゲーム紹介番組で放送され、それがやたらと記憶に残っていたからです。
しかしタイトルやハードすら忘れ、もはや出会えないのではないかと思っていたゲームだったのです。

それが先日、中古ソフト販売店に行ったとき、パッケージを見てビビッときました。
これだ、きっとこれだ! と。
そして買ってみたら大正解。
まさに運命の出会いです。

とまあ、前置きはここまでにして。
本作は、異世界ファンタジーを舞台にしたアクション。
主人公は竜使いの女の子エランで、世界を滅ぼそうとする魔族に立ち向かいます。
竜使いたちの残した最後の竜の卵を持って、戦いの旅に出るわけです。

竜は、最初は卵状態で、エランはこの卵で敵をぶんなぐって倒します。
しかしパワーアップアイテムを取ると卵が孵化し、竜が顔を出します。そして徐々にパワーアップによって成長していきます。
第一段階では竜は卵から首だけを出し、バーナーのような火で攻撃。
第二段階で完全に孵化し、竜の背に乗ります。攻撃は弾を正面に吐く。
最終段階では球は同じですが、ジャンプ力が上昇、さらにホバリングのようにゆっくりと下降することができます。

こんな感じで、竜と共に成長しながら敵と戦っていく。
かっこいいでしょ?

で、実際にゲームをやってみました。
みたんですが・・・かなり極端なバランスです。

竜が育つ前は、かなり厳しめの難度で、よく死んでしまいます。
しかも難易度設定がノーマル以上だと、死ぬたびに竜のレベルがリセットされるので、なかなかスムーズに先へ進めなくなります。

ところが。
最終段階の竜となり、アイテムショップで「ファイヤーブレス」を買うと状況が一変します。
このファイヤーブレス、武器がパワーアップするんですが、各段階によって少し効果が変わります。
初期の卵だと、殴る射程が伸びます。
第一段階でも同じく射程が伸びます。
第二段階だと、球が正面と斜め上の2WAYになり、敵を貫通します。
そして最終段階は、3WAYとなり、それがホーミングし、しかも貫通までついています。

・・・最終段階、盛り過ぎやろ!
最終段階の状態でファイヤーブレスを買うと、完全に竜の無双状態となります。
適当に弾を発射しながら歩いているだけで、敵は全滅。
攻撃力を上げるアイテムも買っておけば、ボスですら数秒で圧殺です。

まあ、このファイヤーブレスを縛るだけで、それなりに手ごたえのある難度になるといえばなるんですが。
ファイヤーブレスは初期状態から効果があるため、貧弱な序盤ではぜひ買っておきたいアイテムなんですよね。
これを縛るとなると、かなり難しくなります。

そして、もう一つの欠点が、ステージのボリューム不足。
ステージ数はわずか6ステージで、そのうち後半は恐ろしく短い。
プレイしながら「えっ、もうボス?」と独り言を言ってしまったくらい。
いくらなんでもこの密度は酷いのでは・・・
正直、これを定価で買っていたら「掴まされた!」と恨み言を募りたくなるくらい。

じゃあ、クソゲーかというと、そうとも言い切れないんですよね。
アクションの操作性は悪くないし、けっこう遊べると思うんですよ。
最終段階のファイヤーブレスをバランス調整し、ステージを10から15くらいに増やしてくれれば、もっと評価されたと思います。

あと、ファンタジー世界のイメージなのに、序盤でいきなりメカっぽいステージが出てくるのはどうかと思いましたが・・・

まあとにかく、これで思い残すことが一つ減りました。
これで心置きなく新しいゲームをプレイできますw

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