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2018年03月02日23:32

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朝日の報道犯罪・森友編その51

9月13日の記録には、籠池が大阪府と近畿財務局との間で土地賃借と学校認可とがどちらが先か堂々巡りしている事について「ニワトリとタマゴの話。何とかしてや」と慨嘆している様が書かれている。

籠池が大阪府から聞いたところによると、大阪府の私学課に近畿財務局の職員が来て、小学校設置認可がないと国有地を払い下げられないと言ってきたという。ところが、大阪府側は逆に、学校を認可するには土地契約が先だと籠池に説明していた。だから「ニワトリとタマゴの話。何とかしてや」という事になる。

なお、この記録を見れば、近畿財務局は籠池が払い下げに名乗りを上げた当初からこの土地を巡って大阪府を訪ねており、鴻池事務所はそれを与り知らなかった事になる。また、記録には他の政治家の影は感じられない。政治の関与なしに役所が自発的に動いていた事になる。

10月12日には、鴻池議員同席で、籠池から「上から政治力で早く結論が得られるようにお願いしたい」「土地価格の評価額を低くしてもらいたい」との陳情があった。記録には秘書の筆跡で「ウチは不動産やではありませんが!」と書き込みがあり、苦笑させられる。

10月には鴻池事務所は、それでも随分熱心に近畿財務局と連絡を取り合っている。担当官から「大阪府とは横の連携をとっているので土地手当ての件は、大阪府から確認があればOKと回答できます」とあり、賃借の件で本省と打ち合わせをしているとの報告もある。「ニワトリとタマゴ」の話は、この時期、大阪府と近畿財務局との間で調整がつき初めていたわけだ。

記録には、籠池の「長年の夢のカリキュラムを検討中なのでお目通りを」(平成25年12月2日)という言葉が記されている一方、賃借料や、土地値下げの要望を持ち込まれる都度「※不動産屋と違いますので。当事者間で交渉を!」(平成26年1月31日)という事務所側の所感が添えられている。鴻池がメモを自ら流出させたとすれば、これを見せたかったのであろう。

平成26年4月に、籠池夫妻が百万円持参で鴻池本人に陳情したとされる件は東京の議員会館での事だから、地元事務所の記録には載っていない。近畿財務局との価格交渉が難航する中で鴻池に直訴したのだろう。

だが、平成26年6月17日の記録には「籠池理事長より、諸手続きをコンサル業者に任せると報告あり。これでやっと事務処理が進むと思う。※要は資金調達がポイント!」とあり、事務所が、籠池の陳情が金に絡む事に閉口しつつも、前向きな推移にほっとしている様が読み取れる。

こうした一連の経緯を客観的に素直に読めば、議員事務所と大阪府と近畿財務局とが、零細事業者の小学校設置の陳情に極力応えようとしているというだけの話に過ぎない。

確かに記録を見る限り、籠池は土地代や賃借料を政治力で低くするよう陳情はしている。えげつないというよりは、今時そんな風に世の中が動くと思っている子供らしさもあるのだろう。

結局、陳情に勤しんでいたからといってどうして政治家が力を貸したとの結論になるのか全く持って意味不明であるし、そもそも鴻池事務所は担当役所間での円滑な連携に手を貸すのみで、当然ながら籠池の要求は突き放しているのだ。

一般論として一言。
ここに安倍総理または昭恵夫人の口利きが本当にあったのだとしたら、籠池はこんなに苦労する必要が果たしてあるのかどうか。普通に考えれば結論はひとつしか出ない筈である………

一体全体これらのどこに総理や昭恵夫人の関与があるというのか立証や説明ができるものなら是が非でもしてもらいたいものだ。特に嘘を流布して平然として非難ばかり繰り返す朝日新聞に節操のない民進党、共産党らに!!

その52へつづく。
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