今日で 新聞の無い日、2日目。
あきらかに、生活が激変している。
毎日、1時間、人生の24分の1を使ってたのは確実だった。
図書館に行くと、週刊朝日のヘルプマンを探す。
最新号は、誰かが読んでいることが多い。
今、ヘルプマンは、介護の取材を始めた記者が
初めての取材に面食らう話で、
デイサービスの功罪も出てくる。
最新号では、寝たきり老女を毎日3時に花を持って訪問しにくる
背広のちょい太目のナゾの老紳士が現われた。
ヘルプマンは、単行本化が予定されているマンガだからか、
コマ割りが大変大きい。
今回も、老女の苦しそうな顔と、老紳士の訪問に喜ぶ顔が、
超どアップで描かれている。
ヘルプマンの作者、「くさか りき」さんは、50歳過ぎの、
高知市の西の出身。くさかは、その町の鉄道駅の名。
直木賞の「銀河鉄道の父」を読む気になって
最新号の雑誌を読んだら、芥川賞と違って、
直木賞は、芥川賞より長いくらいの掲載量だけど、全文ではない。
掲載分をざっと読むと、手紙の転載が多いのに気づく。
その手紙が どの程度、原文どおりなのかは分からない。
多分、旧仮名遣いとかを直して、原文そのままのような感じ。
本文は、そのせいか、区切りが多く、整理されていて、ハウツー本のよう。
http://tyoiniji.hateblo.jp/entry/gingatetsudoh_no_chichi_kadoi_yoshinobu_review_hyoka
このブログは、よく紹介してくれているけど、
妹、トシの失恋は この本では、取り上げていないようだ。
たしか、彼女が音楽教師に出したラブレターを、
その教師はゴシップ記事として、田舎新聞に出した。
つまり、彼女は公に笑い者にされたのだ。
好きだった人が、こんなひどい仕打ちをしたら、
私だって、寝込んでしまうだろう。
彼女は、東京の大学に行くことで幕引きをはかったが、
20代の初恋の失恋のショックは大きい。
(もう、何十年も前の記憶なので、また、確認しなくてはならないが)
私は 個人的に この失恋がトシの死因だったと信じている。
それから、トシの死の場面で、賢治が「なむあみだぶつ」を唱えたとあるが、
賢治は、法華経に改宗したのだから、「なむ妙法蓮華経」ではないか?
それとも、父がいたので、遠慮して、父に合わせたのだろうか?
たしか、トシも賢治に合わせて 法華経に改宗してくれたはずだが。
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