8時ちょうどのあずさ

通勤途中の新宿駅中央線特急ホームに、3月17日ダイヤ改正での引退が発表されているE351系が停車中で、それが「8時ちょうどのあずさ2号」ならぬ8時ちょうどのスーパーあずさ5号でした。あの曲の当時と付番法則が変わったのと本数が1本増えた都合及びE351系充当で頭に「スーパー」を冠するようになり「あずさ2号」ではなくなっていますが、事実上あの曲と同じ列車です。
もちろん8時ちょうどのあずさ2号ならぬ8時ちょうどのスーパーあずさ5号で旅立つことが出来るのが理想ですが、時間や金の問題で当分はできそうもないので撮るだけで我慢です。
改正後は新型のE353系に置き換えられますが、シフトの都合でこの時間帯に新宿駅を通るのが次は改正後で、8時ちょうどのあずさとしてのE351系を撮る最後のチャンスだったことに気付いたのですかさず撮りました（休みの日のこの時間に見に行くことはもちろん可能ですが）。
また、かつて「あずさ」などにも使われた189系の豊田車両センター所属車も引退が発表されていますが、長野配置の1本はあと数年残るそうで、改正後の臨時あずさで続投だそうです。
JR化後に登場した車両が全廃なのに国鉄時代の車両がまだ残っているのは不思議な気もしますが、国鉄時代の車両や同時期の私鉄の車両など、昭和50年代頃までに作られた車両は車体の造りが今より逆にしっかりしていたり、まだ電子部品があまり使われていなかった時代でデリケートな電子部品が少ない分機器が長持ちするなどで、長く使われている車両が多いですね。
そういう車両の一つに1980年デビューの小田急7000形ロマンスカー「LSE」がありますが、一部報道で17日の小田急ダイヤ改正で引退すると言われているも、新型の70000形「GSE」がまだ1本しかないのと改正後の時刻表に「LSE」の名前があるのを見ると、今後も続投する可能性が高いです。