努力したら夢中でやっていた

興味があって
ない知恵絞って”理解”したら
世界が広がった気がした。

”理解”したことを誰かに伝えたくて
無い知恵絞って文にして世に出したら
反響があった。

しかも金になるならますます夢中になっていく

最近のSNSヘイトスピーチってそんなもん。
大学入試に合格して大喜びして
将来が開けたって思うのと似た感情に浸っている。

■「東大生は勉強に夢中だっただけ」　努力を嫌う投稿に賛否が相次ぐ
(しらべぇ - 02月24日 17:31)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=202&from=diary&id=5001319

大学を卒業したヒトは
勉強のことしかわからないから
社会人になっても社会人をやめても
受験勉強しかわからない。

だから、勉強しても将来は開けないと感じたとき
自分がそれまでやってきたことが
信じなれなくなって
なんの行動もできなくなって
身体まで動かなくなって

そういう人が多くなったと感じるように
マスコミとかSNSとかがいうようになって。

おそらく、SNSでのヘイトスピーチも
自分の理解したと思っていたことが
自分が世界に影響を与えているんだと妄想をしていることが
実は人間たちが長い年月をかけてつかんできた社会性に対して
ケンカを売っているだけだった、不毛なことだったと心底思ったとき
彼らが見る心風景はどのように見えるのだろうか？


何本のチューブにつながれて身動きの取れない状態で見る病院の天井か
場末の街角の薄汚れたローアングルな風景か


もっとも、努力が夢中になった果ての自分は想像なんてできない。
いま、一生懸命努力している最中なのに。