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2018年02月23日11:22

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バッハの教会カンターターを聴いて(第1報)

カールース社のバッハの「教会カンターター」の楽譜(スコアー)全集と照合しながら、全曲演奏・録音した3種類の60数枚のCD(BOX)を聴きました。

1月:アーノンクール&レオンハルトのテレフンケン(ドイツ)盤

2月;リリング&シュトゥットガルトバッハ合唱団&ヴィルッテンベルグ室内管弦楽団の日本コロンビア(オリジナル:ヘンスラー・フェルラーグからの使用許諾受け)盤

3月:ルーシンクのブリリアント(オランダ)盤 (聴く予定)


所有している全ての音源のオーケストラの配置は、ストコフスキー・スタイルです。

楽譜を診ながら、対向配置の楽器配置にイメージ的に置換して聴いています。


バッハの教会カンターターは対抗配置で演奏した方が、左右の音(サウンド)の掛け合いが楽しめることが判明出来ました。


ストコフスー・スタイルでは、左右の音(サウンド)の掛け合いになっておらず、クラシック音楽の醍醐味が味わえないことも再認識出来た次第です。


バッハがライプツッヒの聖トーマス教会で、毎日曜日の礼拝で、教会カンターターを演奏していたころ、対向配置で演奏されていたことは確実であります。

BWV(バッハの作品番号)の作品によっては、第1オーボエを左側(下手)に、第2オーボエを右側(上手)に、分離して配置した場合、第1オーボエと第2オーボエの掛け合いを楽しめることに気づきました。

第1フルートと第2フルートが登場する作品も同様なことが言えます。

トランペットやホルンが登場する場合も同様であり、2本の場合は左右に分離させ、3本の場合は左右中央に配置すると、管楽器の掛け合いが楽しめることも気づきました。

通奏低音(バッソ・コンティヌオ)のチェンバロ、小型オルガン、ビオラ・ダ・ガンバは、ストコフスキー・スタイルの演奏では、右側や中央に配置されたものが多く診られました。

対向配置では、中央部に配置された方が趣きが感じられます。

左右の音の中央に通奏低音が定位して、左右の音の低域を安定化させる効果があると想われのです。


今後は、

ウエルナーのエラート(フランス)盤

リヒターのアルヒーフ(ドイツ)盤

クインケンのアーシェント(ドイツ)盤

ロッチェのベルリンクラシック(ドイツ盤

ガーディナーのアルヒーフ(ドイツ)盤

を聴いて、更に検証していくことにします。


感謝



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