mixiユーザー(id:23595438)

2018年02月17日19:01

291 view

赤磐市 熊山 自然観察会 石上布都美魂神社

寒い寒い 2月の山の中の自然観察会。
でも、風は無かったので、楽だったと言うべき。

女性5人、男性4人で、これで講師さんと係り員さんを除くと、
男性の一般参加は2人。

今日は、赤磐市内にある まだ行ったことのない神社で。
岡山市との境界にあって、岩塊が御神体らしく、
てっぺんは入らないように赤ペンキを塗った柵がしてある。

可笑しかったのは、1.8mくらいの高さのミニ鳥居や、
手洗いの柄杓、参道の手すりまで、たいていプラスチックだったこと。
何でも苔むし、湿気の高い山中だと、これが正解なのだろう。
それにしても、つるりと肌色のプラスチック鳥居は珍しかった。

うちの近くの寺もそうだけど、ここも克明に寄付額が記されている
石碑、板の掲示板があちこちにあり、何やらの沙汰も金次第を感じさせる。
そのせいか、看板、注意書きなどは、真新しい。
トイレも行き届いていて、駐車場も、あちこちに整備されている。
正月の参拝客が多いのだろう。

本殿には、一つだけだが、大きな2.5mくらいある石灯籠があり、
これは、私が子供の頃、入り浸っていた八幡様に幾つもあったやつなので、
懐かしかった。
子供の頃は、この石灯籠にボールを投げて一人キャッチボールをしたり、
よじ登って、飛び降りるのが楽しみだった。

帰りには寺があったが、仁王のある山門を通りながら、
山門というのは、2階が縁側廊下のある舞台のようになってるが、
階段は無いらしいので、いちいち梯子をかけるのかと推量した。

参道は、まことに急坂で、お連れさんがいないと
挫折しそうな未舗装の岩と根っこだらけの
つるはしで開拓したような、つづらおりの道。
山肌に木が生えていなかったら、恐怖である。

意外だったのは、時々、私が先頭になって歩いたこと。
多分、私が最年少らしかったせいだろうけど。

太ももが痛くなってきたのが、少し休むと痛みが消えたので、
これは、毛細血管減少のための、間欠は行だったらしい。
心臓はどきどきしたが、呼吸は弾まなかったので、疲れなかった。

やっぱり、日差しがほとんど無かったこともあり、
生き物は僅かだった。

それでも、ルリビタキらしき青い鳥がいたらしい。
ルリビタキは けっこう あちこちの林にいるそうである。

そこには、冬いちごもまばらに生えていた。
(これは教えてもらって初めて知った)

冬いちごの葉は、艶があって、蔦のように大きい。
冬いちごは、ゴール近くの開けた場所に面して、群落があった。
実が一つもないのが残念だったが、寒さのどん底だから、
鳥達が食べ尽くしたのだろう。
図鑑では、樹木の方に入っているが、
茎のようなものは無いので、草本の方で初め調べた。

終わりかけの時、イカルが美声を聞かせてくれて嬉しかった。
キビタキの黄色いお腹は、初めて見た気がした。
アオジは 私は まだ見分けられないし、声も分からない。

最後の復習で、姿の見えた鳥と鳴き声で確認した鳥が半々、
20種いたそうなので、やはり、鳴き声に馴れておく事が大事だ。

講師の山田先生は、猛禽類、トビ、ノスリは、
シルエットと飛び方で見分けられるらしい。

相変わらずのタウンサンダルで行ったが、
唯一の冬用の布内貼りのあるサンダル、正解だった。
靴下をマジメに履いて、この冬用サンダルを履くと、
全くサンダルと足がずれないので、足指が疲れない。
内貼りの布は、穴だらけなのだが大丈夫。

先日、内貼りの布が 脱ぐ時にくっついてくるので、
サンダル本体の穴に針と糸で1か所縫い付けた。

あまり履かないサンダルなので、底も擦りへってないから、
石がごろごろしてても平気である。

自然観察会は、心が休まる。
何の義務も無く ただただ自然に注意を向ける。

今日は、「極相」は 英語で「クライマックス」と言うと教わった。
300年、手付かずだと達成されるそうで、
岡山のクライマックスは、暗い常緑樹の森。
もう、笹も生えないので、草刈り不要の林。

ノグルミは、「猿櫛」さるぐし、という地方名があるそうだ。
松かさのような実には、沢山、種が入ってるので、
小鳥たちには人気だそうだ。

来月、17日の観察会は、個人の篤志家のかたが、桜を植樹された場所だが、
ちょっと、車の上り坂が狭いのが不安だ。



0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する